俳優の瀬戸康史が、8日に都内で行われた映画『違国日記』(公開中)の公開記念舞台挨拶に新垣結衣、早瀬憩、瀬田なつき監督とともに登壇した。
同作は、ヤマシタトモコ氏による同名コミックの実写化作。人見知りな小説家の高代槙生(新垣結衣)は、姉夫婦の葬式で無神経な言葉を吐く親族たちとたらい回しにされる姪・朝(早瀬憩)の様子を見て、勢い余って私が引き取ると啖呵を切ってしまう。なかなか理解し合えない寂しさを抱え、一緒に居ることでお互いの癒えない傷口に自然と触れてしまう2人だが、丁寧に日々を重ね生活を育むうちに傷と向き合うようになっていく。監督は、『PARKS パークス』『ジオラマボーイ・パノラマガール』の瀬田なつき氏が務める。
■瀬戸康史、『違国日記』公開記念舞台挨拶に登場
イベントでは新垣と早瀬の誕生日をサプライズでお祝いしたほか、早瀬からサプライズで、新垣へ感謝の手紙が贈られた。早瀬は涙ながらに新垣への感謝をつづった手紙を読み上げ、その姿を見た新垣も思わずもらい泣き。最後には熱いハグを交わした。
2人を優しい表情で見守っていた瀬戸は、涙で顔を濡らす早瀬にハンカチを手渡す。さらに、ポケットからハンカチをもう1枚取り出し、同じく涙を流す新垣にも手渡し、紳士すぎる対応で会場を盛り上げた。
この瀬戸の紳士ぶりに新垣も「スマート! (今回演じた)笠町くんのよう!」と驚きの表情。瀬戸は「監督の分がなくてすみません」と笑いを誘っていた。