ケンコー・トキナーは6月7日、低価格のコンパクトデジカメ「デジタルカメラ KC-ZM08」を発表した。背面液晶の隣に小型カメラを備え、液晶を見ながら自撮りできるのが特徴。ケンコー・トキナーオンラインショップでの価格は27,830円。6月14日より発売する。
デジタルカメラ KC-ZM08は、気軽に持ち歩けるコンパクトサイズのデジタルカメラ。メインのフロントカメラに加えてリアカメラを備えており、自撮りができる。フロントカメラは、35mm判換算で28~142mmの焦点距離をカバーする光学5倍ズーム。リアカメラの焦点距離は28mmで、ともに2倍のデジタルズームが可能。
フロントカメラは有効1,600万画素の1/2.3型CMOSセンサー、リアカメラは有効1,200万画素の1/2.8型CMOSセンサーを搭載。フロントカメラの最短撮影距離は広角時で約10cm。望遠時の最短撮影距離は約30cmで、リアカメラは約0.6m~1.5m。
スローモーション撮影、タイムプラス撮影、セルフタイマーなどをサポートし、PCにつなげばWebカメラにもなる。動画の記録サイズは、補完なしで1,920×1,080ドット/60fps、補完あり時で最大5,120×2,880/30fps。
ディスプレイは2.8型のタッチパネル式で、直感的な操作が可能。LEDフラッシュも内蔵し、動画撮影時はLEDライトとして機能する。記録メディアはmicroSDメモリーカード。電源はリチウムイオン充電池「NP-40」を使用する。本体サイズは約W100×D62×H32mm、重さは約171g(バッテリー、メモリーカード含む)。