タレントのマツコ・デラックスが出演するテレビ朝日系バラエティ特番『テレビ朝日開局65周年記念 夜の巷を徘徊する 富山・広島 特別編』がきょう7日(20:00~)に放送される。
■富山では、珍味続々のおにぎりを爆買い
2021年3月までテレビ朝日で放送していた『夜の巷を徘徊する』は、マツコ・デラックスが夜の街に出没しては、あてもなく気の向くままにその地を徘徊する番組。その予測不能な出来事の数々と、そこで出会う人々との愉快なやりとりで、毎週多くの視聴者を楽しませてきた。そんな『夜の巷を徘徊する』が、「テレビ朝日開局65周年記念」という冠を引っ提げ、マツコが再び夜の街の徘徊へと踏み出す。
富山県と長野県を結ぶ「立山黒部アルペンルート」の立山室堂からスタートする同番組。マイナス2℃という極寒の中、「雪の大谷」を散策したマツコは、冷えた身体を温めるべく室堂ターミナルへ。そこには富山名物だという“幻の豚まん”やおでんなどの絶品メニューの数々が。とろろ昆布の入った富山おでんには、「これいいね!」「皆さんも家のおでんにとろろ昆布入れるべきよ」とマツコも大絶賛で舌鼓を打つ。さらに、富山県の名物コンビニエンスストア「立山サンダーバード」では、個性豊かなおにぎり、サンドイッチの具材にマツコもびっくり。「20年前に訪れたときと、何も変わってない気がするわ」と、懐かしさを噛みしめながら爆買いしたおにぎり、サンドイッチの、その驚くべき具材とは。おにぎりの具材に負けず劣らず個性的な家族が経営する「立山サンダーバード」での出会いも必見だ。
そして富山県の放送局「BBT」では、今回の徘徊における“大きな目的”の1つを達成することに。その大きな目的を果たす前に、マツコはBBTが誇る最年長アナウンサー、谷優子アナに挨拶に伺おうと提案。突然オフィスにマツコが登場したことで、普段は真面目な印象の谷アナも大興奮。さらに、入社1~3年目のアナウンサーも巻き込み、マツコvs女性アナウンサーのバトルが勃発!?
■広島では、はしご酒でフェリー最終便に間に合わない!?
修学旅行以来、約30年ぶりに「宮島」を訪れたマツコ。綺麗になった宮島に驚きつつ、「厳島神社」の鳥居のライトアップを最高のロケーションで見ることに。暗くなるのを待つ間、島内の飲食店を巡りながら名物のレモンサワーと穴子料理を堪能する。広島ならではの穴子の刺し身や天ぷらなどに舌鼓を打ち、なぜか往年の広島東洋カープの話で大盛り上がり。すっかり“お酒スイッチ”が入り、3軒目のお店へと移動したマツコは、「穴子めし、いっちゃおう」と、ノリノリに。さらに、「どうしても食べたかった」という広島風お好み焼きを堪能する中、フェリーの最終便の時間が迫り!? 大急ぎで熱々の広島風お好み焼きをかき込むマツコは無事、最終のフェリーに間に合うのか。そしてライトアップした美しい鳥居を見ることはできるのか。広島市内では路面電車に乗って移動。ちょうどいい揺れにウトウトしながら向かったのは、再開発中の広島駅。自他共に認める「再開発好き」のマツコが、路面電車が駅ビルの2階部分に乗り入れるのは世界初、という工事現場を、ヘルメットをかぶって見学する。現場の職人たちが皆“ニッカポッカ”を履いていることに感動し、思わず声をかける一幕も。
そして徘徊の最終目的地、広島の放送局「広島ホームテレビ」へ。「諸事情があり、にこやかには入れない」という地で、編成部長、報道制作局長と会談の場を設け……!? 果たしてマツコが言う「諸事情」とは。
TVerでは、今夜の放送終了後から『夜の巷を徘徊する 富山・広島 特別編』の未公開編を配信する。
■マツコ・デラックス コメント
テレビ朝日で放送している番組で、フジテレビ系列の富山テレビ放送にお邪魔させていただく……。まずはこの企画に許可を出してくださったテレビ朝日、及びフジテレビ系列各社の上層部の方々にお礼を申し上げます。そして広島ホームテレビさんには生放送にまで突然出させていただいて、本当にご協力に感謝しております。
今回は、(旅行雑誌の)『るるぶ』『じゃらん』みたいなこともやっています! 名所中の名所も巡っておりまして、“夜の宮島(厳島神社)”というレアな映像もありますので、もしよろしかったら皆さまご覧ください。
今回のロケを通して、あらためて人と話したりするのは面白いな、と感じたので、またできたらいいなと思いました。……次は……テレビ朝日の開局70周年かな(笑)?
【編集部MEMO】
マツコが夜の巷を徘徊して街の人たちと交流してきた2015年4月スタートの『夜の巷を徘徊する』は、2020年10月の放送より『夜の巷を徘徊しない』に番組名を変更。当時は新型コロナウイルスの影響で外ロケを中止し、スタジオ企画を行っていたためで、マツコは「しょうがないわよね。今もうウソついてるから」とコメントしていたが、2021年3月に終了した。