三井不動産と日鉄興和不動産はこのほど、9月末に竣工予定の街づくり型物流施設「MFLP・LOGIFRONT東京板橋」に併設するドローンによる実証実験の場について、名称が「板橋ドローンフィールド」に決定したことを発表した。
東京都初のドローンによる実証実験の場となる同施設は、日本UAS産業振興協議会とブルーイノベーションが監修・運営を担う。
太陽光発電などの脱炭素施策導入、従業員の働きがいを追求した施設計画、大規模冷凍冷蔵倉庫を整備し、拡大するチルド配送にも対応するなど、物流業界の新たなニーズに対応する施設スペックを整備。
ドローンによるラストワンマイル配送や災害時の支援物資搬送など産業発展に寄与する。
また、板橋区および入居予定のヤマト運輸と「災害時等における防災施設整備等に関する4者基本合意書」を締結し、地域の防災力向上などに貢献する街づくりの実現を目指す。