2024年6月発売のG-SHOCKを実機写真とともにご紹介する。今回は、ついに発表された最新のMR-G「MRG-B2100」をはじめ、G-SHOCKとBABY-Gのカシオ時計事業50周年記念モデル、コラボレーションモデルに注目だ。
シックな外見、中身は剛健のギャップ萌え!? 「MRG-B2100B-1AJR」
最新のMR-Gかつ最高スペックの2100シリーズ「MRG-B2100B-1AJR」が登場する。
マイナビニュースでも、すでに別記事『G-SHOCKの最高峰「MR-G」から2100シリーズが初登場、「MRG-B2100B」6月14日発売』や、私が担当させていただいたレビュー記事『和の伝統「木組み」の美を纏うG-SHOCK「MRG-B2100B」のディテールに迫る』でご紹介している通りだ。
DLC(Diamond Like Carbon)コートされたブラックボディ、そして日本の伝統的な「木組み」の美を追求したダイヤルデザインといったシックな外見と同時に、驚くべきパーツ分割による精緻な仕上げや、チタンを超える強度の特殊硬材の採用など、MR-Gならではの嗜みとタフネスを備える。
また、マルチバンド6対応電波時計とBluetoothによるモバイルリンク機能を装備。自動時刻補正や専用アプリから時計の操作を簡単に行える。
駆動はタフソーラー。ケースサイズは49.5(縦)×44.4(幅)×13.6(厚)mm、重量は122g。価格は649,000円。
G-SHOCKとBABY-Gのカシオ時計事業50周年記念モデル
G-SHOCK「GMW-B5000SS-2JR」
カシオは、時計事業50周年を記念した6ブランド横断モデル「Sky and Sea」を発表。その名の通り「空と海」という共通テーマのモデルを6月7日に発売する。
G-SHOCKからは「GMW-B5000SS-2JR」が登場。フルメタルオリジン「GMW-B5000」をベースに、記念モデル共通のブルー×ゴールドを配色。スクリューケースバックには、カシオ50周年記念マークが刻印されている。
マルチバンド6対応電波時計やタフソーラー駆動など、機能は性能はベースモデルと同じ。価格は93,500円。
BABY-G「BGA-S290SS-2AJR」
BABY-Gからは「BGA-S290SS-2AJR」が登場。ホワイトのベゼルとバンド、そして深いブルーのダイヤルが南国の空や白珊瑚の海を思わせる。その美しさが続くためにも、ベゼルとバンドの素材はバイオマスプラスチックを採用した。
ベースモデルは、小ぶりなラウンドケースが特徴の「BGA-290」。タフソーラー駆動、10気圧防水など、機能や性能はベースモデルと同様。価格は93,500円。
なお、詳しくは別記事『カシオ時計事業50周年記念モデルが登場、G-SHOCK/オシアナス/カシオトロンなど』をご覧いただきたい。
アスリートをサポートする「ENERGY PACK」シリーズ
トップアスリートチーム「TEAM G-SHOCK」、そしてすべてのアスリートをサポートするENERGY PACKシリーズが登場。
デザインモチーフはエナジー。ビビッドなブルーの「DW-5600EP-2JF」、レッドの「DW-5600EP-4JF」、イエローの「DW-5600EP-9JF」をラインナップ。イエローのみミッドサイズの「GMD-S5600EP-9JF」も選べる。
バンド素材に、環境に配慮したバイオマスプラスチックを使用。また、液晶画面のLEDバックライト発光時には、電光石火をイメージした稲妻模様が浮かび上がる。
駆動は電池式。電波時計やモバイルリンクなどは搭載しない。時計としての機能は各モデルともすべて同じだが、ミッドサイズの「GMD-S5600EP-9JF」のみ電池寿命が3年(他は5年)となる。価格は各13,200円。
6月はコラボレーションモデルが熱い!
「サーフライダーファウンデーション」とのコラボモデル「G-5600SRF-1JR」
まずG-SHOCKから、国際環境NGO「サーフライダーファウンデーション」とのコラボモデル「G-5600SRF-1JR」(6月8日発売、19,800円)が登場。
ベースモデルはタフソーラー駆動のオリジン「G-5600」。
ベゼルとバンドに見える白点は、製造工程で発生する廃プラスチック。これを粉砕処理して主材のウレタンに混ぜ込んだ。環境負荷の低減(=環境保護の必要性)というメッセージを内包した時計表現は、本作のコンセプトを体現する納得のアイディアだ。
なお、より詳しくは別記事『G-SHOCK、サーフライダーファウンデーションとのコラボモデル「G-5600SRF』をご覧いただきたい。
「FISHERMAN JAPAN」10周年記念モデル「DW-5600RF24-1JR」
宮城県石巻を拠点とする漁師グループ「FISHERMAN JAPAN」の10周年を記念するコラボモデル「DW-5600RF24-1JR」が登場。
石巻市を舞台としたアート、音楽、食の総合芸術祭を主催する「Reborn-Art Festival」のプロデュースにより、FISHERMAN JAPANのロゴを手掛けた古平正義氏デザインの大漁旗をモチーフに製作された。
ベースモデルはG-SHOCKの原典「DW-5600」。液晶部分を反転液晶に、またベゼルの色埋め部もブラックにすることで、フェイスデザインを際立たせた。
オリジナルスペシャルボックスが付属。電池駆動など機能や性能はベースモデル同様。価格は17,600円。
BABY-Gの「アクアプラネット」コラボモデル「BA-110AQ-4AJR」
BABY-Gからは、珊瑚礁の保全活動を行うNPO法人「アクアプラネット」とのコラボレーションモデル「BA-110AQ」が6月14日に登場。
今回は、アクアプラネットが管理する石垣島南部のカシオサンゴ畑に生息する「フタイロサンゴハゼ」がデザインモチーフ。
時分針の軸にある歯車部分をサンゴに見立て、フェイスにフタイロサンゴハゼのイラストをレイアウト。ベゼルとバンドはマットな質感のペールピンクで、樹脂部にはバイオプラスチックが使用されている。
ベースモデルはBABY-Gの定番モデル「BA-110」で、機能や性能はこれに準じる。価格は17,600円。
なお、詳しくは別記事『BABY-G、フタイロサンゴハゼをモチーフにした「アクアプラネット」コラボモデル』をご覧いただきたい。