女優の幸澤沙良が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『JKと六法全書』(毎週金曜23:15~※一部地域除く)最終回がきょう7日に放送される。
■幸澤沙良主演『JKと六法全書』
今作は、史上最年少で司法試験に一発合格した現役女子高生にして弁護士=JKBの主人公が、法廷で学校で旋風を巻き起こしていく“法曹×学園”ハイブリッドドラマ。主演を務めるのは、2022年にオーディション番組『TBSスター育成プロジェクト 私が女優になる日_』で約5500人の中からグランプリに輝き、同年『差出人は、誰ですか?』でドラマ初出演にして初主演を務めた幸澤沙良。弁護士の祖父から英才教育を受け、超難関と言われる司法試験に史上最年少で一発合格した女子高生弁護士“JKB”の桜木みやびを演じる。
■みやび、国家賠償請求訴訟を引き受けることを決意
先週放送された第7話では、みやびの母が失踪前に調べていた「さわやか森林公園」と同じ、大増組のフロント企業が工事をした国立公園の水道水を飲んだ少年が死亡する悲劇が起きてしまう。かつて「さわやか森林公園」の産業廃棄物処理による汚染問題を隠ぺいしたことによって引き起こされた今回の事態。憤りを感じるみやびは、危険な公園を放置した国を訴えたいという少年の母の思いを受け、国家賠償請求訴訟を引き受けることを決意する。司法の世界では勝ち目のない戦いと言われている裁判に向け、ついに動き出すみやびだが、戦えるカードが少なく苦悩。さらに追い打ちをかけるように絶体絶命のピンチが襲う。この厳しい戦いの中、みやびにとって、政治家が絡んでいる事実を法廷で証言してくれると約束した百目木喜十(生瀬勝久)は裁判の重要なカード。しかし誰もが予想もしていなかった事態が百目木に起きてしまい、国家賠償請求訴訟の行方も大きく揺るがすことに。
さらに、国側が出してきた証人はなんと、渡辺悠(日向亘)の父であり、現・特捜部副検事の渡辺冬馬(高橋和也)。みやびと法廷で直接対決することに。悠はみやびに少しでも裁判の助けになればと、冬馬が自宅でシュレッダーにかけて隠蔽しようとしていた「さわやか森林公園談合事件」の裁判当時の土壌調査の資料を渡し、さらに法廷で証言もすると申し出る。しかし、裁判で悠と冬馬が親子対決を繰り広げることを賛成できないみやびは、悠をなんとか説得。裁判に勝ちたい気持ちと悠への思いとの間で揺れるみやび、みやびを助けたい気持ちと父を信じたい思いの間で揺れる悠……どちらにとっても苦渋の選択を迫られるこの裁判で、悠が最後に下した決断とは。国というかつてない強大な相手を前に、窮地に立たされるみやびだが、まさかの「私、失敗しますから……!」宣言も!? 最後の裁判で、JKBがぶちかます思いの先に待ち受ける、運命の裁判の行方とは。
【編集部MEMO】最終回あらすじ
ついに国家賠償請求訴訟に動きだした桜木みやび(幸澤沙良)。その裁判で百目木喜十(生瀬勝久)が、政治家が絡んでいる事実を証言してくれることになったが、それでも裁判で戦うカードは少なく勝ち目がない。しかも、官邸の“鋼鉄の盾”と呼ばれ政治家の罪を隠蔽してきたと言われる検事長・岩代宅(池田成志)が間もなく引退を迎えるはずが、そのまま要職に留まることが決まり、ほぼ勝つことは不可能な状況に。しかし、そこへ渡辺悠(日向亘)が裁判の証拠になればと、父・渡辺冬馬(高橋和也)が自宅でシュレッダーにかけて隠蔽しようとしていた「さわやか森林公園談合事件」の裁判当時の土壌調査の資料を早見新一郎(大東駿介)に渡しに来る。悠は裁判での証言も申し出るが、みやびは悠に父親と対決させることは避けたい。そんな中、早見のもとに、みやびの失踪中の父親・因幡俊介(伊達暁)の逮捕状が出そうだという情報が入る。その知らせを受けたみやびは、意を決してある場所へ向かうことに。やがて、11年前の「さわやか森林公園談合事件」の裏で、みやびの父と母が失踪に至るまでに何があったのかを知ることに。一方、大増組トップの殺害事件の裁判で自分の勝訴を確信していた百目木は、翌日に判決を控える中、拘置所で上機嫌に過ごしていたが、その直後に驚愕の事態が起き、みやびが挑む国家賠償請求訴訟の裁判の行方をも大きく揺るがすことに。