「自分に好意を寄せてくれている人がいる」という事実は男女問わず嬉しいもの。そして、そんな好意を寄せてくれていた人が離れていってしまったら寂しいと感じるのも、これまた男女共通のようです。

今回は好意を寄せてくれた人が離れる心理や、寂しいと感じる理由、その後の対処法などを紹介します。

好意を寄せてくれた人が離れると寂しいのはなぜ?

  • 好意を寄せてくれた人が離れると寂しいのはなぜ?

    好意を寄せてくれた人が離れると寂しく感じる理由は?

好意を寄せてくれていたはずと思っていた相手が離れていってしまったら、寂しさを感じる人は多いようです。一体それはなぜなのか、理由を紐解いていきましょう。

好意を寄せてくれる人の存在に甘んじていたから

好意を寄せてくれる人がいたのをあなたが理解しているということは、相手がそれだけ積極的に好意を示していたということで、「この人は自分に好意を寄せてくれている」という確信があったといえます。

分かりやすく好意を伝えてもらうのが当たり前になり、「この人はこの先もずっと自分のことを好いてくれるんだろうな」と自分でも気づかないまま過信していたことで、相手が離れたときのショックが大きくなってしまうのでしょう。

自分から離れたことで相手への好意に気づいたから

好意を寄せてくれた人が離れてはじめて、自分も相手に好意があったのだと気づくこともあります。でも、自分の気持ちがわかったときには、すでに相手は冷めているなんてことも……。失ってはじめて相手の価値や存在のありがたみに気づくケースです。

好意を寄せてくれていた人への独占欲から

好意を寄せてくれていた相手に対して、知らず知らずのうちに独占欲を抱いてしまっている人も。

相手からのアプローチが日常の一部となっており「この人は自分のもの」くらいの感覚でいたのに、突然相手が自分のもとから離れていなくなってしまうと、「あんなに自分のことを慕ってくれていたのにいなくなるなんて、他の人に取られたんだ!」と自分の大切なものを奪われた気分になり、独占欲から寂しく感じるのでしょう。

1人になるのが寂しいから

「誰でもいいから一緒にいたい」「1人でいるのは寂しい」と考えている寂しがり屋な人は、1人になること自体に寂しさを感じます。たまたま好意を寄せてくれる人がいるときは良いですが、その人が離れてしまうと、恋愛感情はなくても寂しさが募るでしょう。

自分が相手を傷つけたかもしれないから

相手が離れて初めて自分のしたことを振り返り「自分が相手を傷つけてしまったのかもしれない」と気づくこともあります。相手の好意を受け取っておきながら無意識のうちに相手を傷つけたことを後悔して生まれる強い罪悪感が、寂しさにつながるのでしょう。

自己肯定感が下がるから

好意を寄せてくれた人が離れてしまった場合、それまでは「誰かに求められていた自分」だったのに「周りの人から求められない自分」に変化したように感じます。

その変化を感じて自己肯定感が下がり、ネガティブな気持ちになったり寂しさを感じたりすることがあります。

好意を寄せてくれた人が離れていく心理とは

  • 好意を寄せてくれた人が離れていく心理とは

    相手の立場を考えたら離れた理由がみえてくるかもしれません

好意を寄せてくれた人が離れていくのはどういった理由からなのでしょうか。「諦めたから」「別に好きな人ができたから」など様々な理由が考えられます。

振り向いてもらえず諦めたから

長期間にわたってアプローチしているにも関わらず、なかなか振り向いてもらえない状況が続くのは男女問わず辛く感じるものです。誘っても断られる、LINEの返信が遅い・来ないといったことが続くと、諦めて離れようとするのは普通ですよね。

他に気になる人ができたから

好意を寄せていても付き合えない相手より、自分に好意を寄せてくれる人に気持ちが傾くのは自然なことです。好意があってもお付き合いしていないなら、離れて他の人と交際するのは自由。

他の人からアプローチを受けて交際を始めることで、好意を寄せていた人から離れるというケースは少なくありません。

幻滅して気持ちが冷めたから

一緒にいるときや何かのやり取りがきっかけで、相手に幻滅されてしまったというケースもあります。デートのドタキャンや遅刻、会話の内容やお店の店員さんに対する横柄な態度など、無意識のうちに嫌な側面を見せていたのかもしれません。

駆け引きで気を引こうとしているから

好きだからこそ、駆け引きをするためにわざと距離を置く人もいます。今まで好意をずっと伝えていたからこそ、離れたようにみせることで自分のことを意識してもらえるかもしれないと思っているのでしょう。

恋愛より優先することができたから

仕事での大きなプロジェクト、新しい趣味、家族や自分自身の体調不良・怪我など、他に優先すべきことができた場合は、好意を寄せている人に対しても疎遠になることがあります。

恋愛をしている暇がなく、他のことでいっぱいいっぱいになっているのでしょう。

好意を寄せてくれた人が離れたら、どうすればいい?

  • 好意を寄せてくれた人が離れたら、どうすればいい?

    一度、じっくり自分の気持ちに向き合ってみる必要があります

さまざまな理由で好意を寄せてくれた人が離れてしまった場合、その後はどうしたらいいのでしょうか?

主な対処法を紹介しましょう。

離れていった理由を考えてみる

好意を寄せてくれた人が離れるのは、何らかの理由があってのこと。ネガティブな一面を見せてしまい冷められた可能性もあります。自分に心当たりがないか、まずは胸に手を当てて考えてみることが大切です。

自分の気持ちを素直に伝える

相手が離れていったことで自分の好意に気づいた場合は、積極的に行動に移すのをおすすめします。かつて自分に好意を寄せてくれた人がしてくれていたように、自分の気持ちを素直に伝えれば、もしかしたらまた戻ってきてくれるかもしれません。

あえて動じないそぶりをする

相手が駆け引きでいったん身をひいているのなら、こちらも動じないそぶりを見せるという方法も。ただし、相手はこちらの反応をうかがっているので、再び好意を向けてくるか、そのままフェードアウトするかは相手次第になります。

他の異性に目を向ける

自分に興味を持ってくれる人がいなくなったとき、他に恋愛関係になれそうな人を探すのも良いでしょう。他の異性に目を向けることで、好意を寄せてくれていた人への本当の思いもわかるかもしれません。。

自分の気持ちに向き合ってみる

相手が離れていったことで寂しいと思うのは、恋愛感情があるからなのか、他の異性に目を向けられるのが悔しいからなのか、 その理由によって取るべき行動は変わってきます。

好意を寄せてくれていた人が離れて、「ただ寂しい」「異性にモテたい」など自分本位な理由で悲しんでいないか、考えてみましょう。

積極的に他の出会いを探す

恋愛に対して前向きな姿勢を持っているのなら、積極的に出会いの場に足を運びましょう。飲み会に行く、マッチングアプリを始めてみるなど、新しい出会いへの行動が寂しさをかき消してくれます。

何か夢中になれるものを探す

好意を寄せてくれた人が離れて寂しいのであれば、その寂しさを忘れるくらいなにかに没頭してみましょう。趣味でも仕事でも時間を忘れて没頭できるものに集中することで、いつのまにか寂しさは和らいでいるでしょう。

自分磨きを始める

それぞれ理由はあったとしても、好意を寄せてくれた人が離れていったのは事実です。何気ないやり取りや立ち居振る舞いなど、自分では気づかないうちにマイナスな面があった可能性は否めません。

今一度自分を客観的に見直し、自分磨きを始めてみると良いでしょう。

好意を寄せてくれた人が離れたときは、自分が成長できるチャンス!

好意を寄せてくれた人が離れていって寂しいと感じるのは仕方のないことですが、裏を返せば自分を見つめ直して成長できるチャンスです。今回のことをバネに、勉強や仕事、趣味に力を入れて自分磨きを頑張ってみるチャンスかもしれません。

自分磨きで得たものは一生自分の財産として残ります。そして魅力が磨かれることで、新しい出会いも訪れるはずです。