MSIは「Project Zero」、ASUSは「BTF」と、各社から背面コネクタ仕様のマザーボードが発売されているが、GIGABYTEも「Stealth」というブランドで製品を投入するようだ。第1弾モデルとなるのはAMD向けのホワイトモデル「B650E Aorus Stealth ICE」で、今年10月~11月の発売を予定しているとのことだ。

  • こちらが「B650E Aorus Stealth ICE」。CPUとメモリとPCI Express x16以外は全てカバーされている

    こちらが「B650E Aorus Stealth ICE」。CPUとメモリとPCI Express x16以外は全てカバーされている

背面コネクタは、マザーボードトレー側にコネクタ用の穴を空けておく必要があり、普通のPCケースでは利用できない。気になるのはケースメーカー側の対応だが、ブース説明員によると、すでにCorsairなど10社ほどと協議をしており、各社から対応ケースが出てくるということだ。

もちろん、同社からも対応ケースが発売され、ブースでは「C500 Glass Stealth ICE」と組み合わせた水冷のデモ機を展示していた。パーツ構成は全てホワイトで統一されており、背面コネクタによって、非常にスッキリしたデザインとなっていた。

  • 「C500 Glass Stealth ICE」のデモ機。ピラーレスのミドルタワーだ

  • 裏側はこうなっている。コネクタの位置に穴が空いているのが分かる

B650E Aorus Stealth ICEは、自作PC初心者にも優しい機能をいろいろ搭載。たとえば基板の端っこにある「EZ-LATCH PLUS」というボタンを押すと、PCI Express x16側のラッチが開き、グラフィックスカードを簡単に取り外すことができるとアピールしていた。

  • 「EZ-LATCH PLUS」ボタン。これは何気に嬉しい