フジテレビの宮司愛海アナウンサーが1日、オーディオストリーミングサービス・Spotifyで、ポッドキャスト番組『宮司愛海のすみません、今まで黙ってたんですけど…』を配信。箸の反対側を使う“逆さ箸”へのお悩みに答えた。
ベストな「周りの人への配慮」とは
この日の配信では、「妻の実家では、食事を大皿から取り分けるときにお箸の反対側を使っている。自分が口をつけたところは使わないという意図はわかるが、反対側は手が触れているのできれいな印象はない。取り箸を使ってほしいと思っているが、義母との仲が悪くなるのは避けたいのでモヤモヤしている」というお悩みを紹介。すると、宮司アナは、自身の実家でも“逆さ箸”だったことを明かしつつ、「疑問に感じたことはないんですけど、これを変だなって思う人もいるよね。その人の家のルールの一つなのかなって気はしますけど」と語った。
宮司アナは、“逆さ箸”について、「根本にある考え方は、周りの人への配慮」だと前置きしながら、「義理の実家に行って、“それちょっと変です”と言ったとて、“ええ?”ってなる気がする。この家族の中では、他人を思いやるマナーとしてやってるから、“むしろ気を使ってるんですけど……”ってなるかもしれない」と想像。一方で、「“確かに反対側とはいえ、汚いよね”ってなるかもしれない」と続け、「これはあえて言ってみて、どういう価値観でみんなが過ごしてるのか、ちょっと聞いてみたらいいんじゃないですか?」とアドバイスを送った。
また、「私はあんまり気にならない(笑)。手が触れてても、あんまり違和感ない」と話した宮司アナ。もんじゃ焼きを例に挙げ、「だってヘラでそれぞれ食べるでしょ? 鉄板から直接すくい上げてパクッて食べて。もんじゃは嫌じゃない?」と問いかけ、「でも、嫌な人は嫌かもですね。もんじゃでも嫌だっていう人いるんじゃないかな」と吐露。一般的には、マナー違反だとされる“逆さ箸”だが、「こういう文化の違いは面白いですよ。それぞれの人の価値観を知るきっかけになるんじゃないかな」と語って話題を締めくくっていた。
【編集部MEMO】
2023年11月にスタートした『宮司愛海のすみません、今まで黙ってたんですけど…』は、フジテレビアナウンサー・宮司愛海がパーソナリティを務めるSpotifyオリジナルポッドキャスト番組(毎週土曜9時配信)。宮司アナは番組開始前、「入社9年目、会社員として働く毎日で感じたこと、思ったことを話します。アナウンサーとしての私、32歳の等身大の私。背伸びせずありのままの気持ちを言葉で表現したいと思っています。基本的には“ひとりごと”のつもりですが、時々素敵なゲストの方をお迎えしていくつもりです」とコメントを寄せ、「リスナーの皆さまからのメッセージや叱咤(しった)激励も織り交ぜながら、素敵な番組を作っていきたいと思っています!」と意気込んでいた。