東芝エルイートレーディングは6月4日、オーディオブランド「AUREX(オーレックス)」の新製品として、テレビ音声を手元で聞けるテレビ用ワイヤレススピーカー「TY-WSD20」を発表した。6月中旬に発売する。カラーはホワイト。価格はオープンで、店頭予想価格は19,000円前後。
同梱の送信機をテレビに接続すると、テレビ音声を離れた場所にあるスピーカーからワイヤレスで再生できるスピーカー。送信機はイヤホン端子や音声出力端子との接続に加え、光デジタル出力端子への接続も可能だ。
人の声の強弱を調整することができる「声はっきりモード」を搭載。ニュース番組など背景音が少ないときは「大」、適度に背景音があるドラマなどには「小」に切り替えて音声を出力でき、同モードを切ると標準レベルの音声で出力する。
本体(受信機)には高出力・大口径スピーカーを搭載し、大きなダイヤルとシンプルなボタンを備え、操作のしやすさに配慮した。電源は内蔵バッテリーだが、充電台に載せて充電したまま使える。重さはハンドル付きで約520g。濡れた手でも触れるIPX2の防水機能も備えている。
送信機の送信周波数は2.4GHz帯で、本体の実用最大出力は2W×2。連続動作時間は約16時間、充電時間は約4時間。本体サイズは160×75×75mm。USB電源ケーブル×2本や、光デジタルケーブル×1本などが付属する。