全国のスヌーピー好き各位に朗報です! 今年2月にリニューアルオープンした東京・町田のスヌーピーミュージアムに、6月9日から新たなコンテンツとして、「ウッドストックのぬいぐるみワークショップ」が登場します。“自分だけのオリジナルのスヌーピー”が作れると大人気のプログラムに、ウッドストックも仲間入りとは! このほど、先行して開催された体験会に参加することができました。

スヌーピーの傍らをパタパタ飛んで、時おり何かをわめいている黄色い小鳥、ウッドストックはスヌーピーの一番の親友です。“名無しの小鳥”としてコミック「ピーナッツ」に登場し、スヌーピーから“stupid bird”などと呼ばれていたこの鳥の名前が判明したのは、1970年のこと。作者のチャールズ・シュルツ氏は、前年にアメリカで開催された伝説的な音楽祭「ウッドストックフェスティバル」にちなんで、この鳥を「ウッドストック」と名づけたのでした――という豆知識を公式サイトから仕入れたところで、新たなワークショップについてご紹介しましょう。

自分だけのウッドストックのぬいぐるみ作りを体験できるワークショップ

ミュージアム1階に常設されたワークショップルームで、毎月開催されている「スヌーピーのぬいぐるみワークショップ」は、好きな色のTシャツと首輪で“自分だけのスヌーピー”のぬいぐるみ作りを体験できるというもの。毎月の予約がすぐ埋まってしまう大人気のプログラムです。これまでぬいぐるみはスヌーピーだけでしたが、「他のキャラクターも作ってみたい」というリクエストに応えて、新たにウッドストックが加わることに。

  • ウッドストックに着せるTシャツとバンダナを選ぶのだが、どの色もそれぞれかわいいので目移りしてしまう

  • 赤いTシャツと白×黒のバンダナで、ポップで活発なイメージのウッドストックを目指すことに

約80分間のワークショップは、Tシャツとバンダナ選びから始まります。スヌーピー柄プリントのTシャツとチェック柄のバンダナは、各6色。自分のウッドストックにどの色のTシャツを着せるか、どのバンダナと組み合わせるのが一番しっくりくるか。参加者はドッグハウス風シェルフにディスプレイされたTシャツとバンダナを手に取って、何パターンも合わせて思案しながら楽しそうにセレクトしていました。

シェルフの下の段には、ぬいぐるみの座りをよくさせるための重りとなるペレットと、持ち帰り用の巾着袋が4種類ずつ並んでいます。ペレットにはスヌーピーやウッドストック、シュローダーのイラストがプリントされていて、最終的にボディの中に縫い込んでしまうのが惜しくなるほどの可愛さ。こちらも1種類ずつ選びます。

  • 本体を裏返した状態のウッドストックは、おめめがなかなか強烈だ

ぬいぐるみのボディはあらかじめ用意されていて、メインの作業は背中から綿を詰めること。詰める綿の量によって、まるまると元気なウッドストックにも、ふわふわな手触りのウッドストックにもできます。筆者は以前こちらで「スヌーピーのぬいぐるみワークショップ」を体験したのですが、やってみると、スヌーピーよりウッドストックのほうが難易度が高かった!

  • トサカ部分の綿詰めに大苦戦! スヌーピーよりウッドストックのほうがむずかしかった

トレードマークでもある6つのトサカに綿を詰めるのが予想以上にむずかしく、綿を詰めているつもりが、なかなか入っていきません。工房スタッフの方に上手に詰めるコツを教えてもらい、苦戦しながらようやくトサカを完成させたら、これで一番むずかしいパートは終了。手足にも綿を詰め、お尻の部分にペレットを入れて、自分好みになるように綿の量を調節しながらボディを仕上げていきます。

  • かわいいデザインのペレットは、ぬいぐるみのお尻を支える重りとして、この後ボディの中へ……

  • 各テーブルにスタッフが付いて手ほどきやアドバイス、そして縫い合わせの作業をしてくれる

スタッフの方に背中部分を縫い合わせてもらい、ブラッシングをして毛並みを整えたら、ぬいぐるみは完成。最後に金属探知機となっているドッグハウス型の什器にウッドストックを置いて、針などが残っていないかを確認。シャワー風のエアダスターでほこりを飛ばしてきれいになったボディに名前入りTシャツとバンダナを着せ、日付入りの出生証明書を受け取ったら、ワークショップは終了です。

  • 金属探知機の役目も兼ねたドッグハウス型の什器は格好のフォトスポット

  • バスタブでご機嫌にシャワーを浴びている風のウッドストック。実はボディについたほこりを飛ばし中

このワークショップの参加費は6,600円。毎月月初に翌月分の募集をするので、参加希望の方は公式SNSで告知をチェックして。毎回すぐ完売となる人気のプログラムなので、予約はお早めに。

  • 名前入りTシャツを着せてバンダナを巻けば、自分だけのウッドストックが完成!

期間限定! 「スヌーピー缶バッジ制作」が体験できるガチャガチャも

常設展示はもちろん、半年に1回展示替えを行う企画展や、ここでしか買えないグッズも揃うミュージアムショップなど、スヌーピー好きなら何度でも訪れたくなる同館。ちなみに出口付近では、ただいま期間限定で「スヌーピー缶バッジ制作」を実施しています。

  • スヌーピーがプリントされたデザインがランダムで1つ出てくるガチャガチャ

  • デザインは6種類。これ、全部ほしくなっちゃうやつだ……

これはガチャガチャで出てきたデザインに、自分でアルファベットや星などのシールを貼り、専用の機械でプレスをしてオリジナルの缶バッジを作れるという企画。文字はシュルツフォントで6文字までなので、好きな名前をいれたり、短い単語で気持ちを表現してもいいですね。デザインはランダムで6種類、費用は1回500円。こちらは7月12日まで開催しています!

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■information
スヌーピーミュージアム
東京都町田市鶴間3-1-4 南町田グランベリーパーク内
時間:10:00~18:00(土日祝は19:00まで) 最終入場は閉館時間の30分前
料金:当日券2,000円、中高生1,000円、4歳~小学生600円