女優の石原さとみが4日、東京・六本木のテレビ朝日本社で、本日放送されるドラマ『Destiny』(毎週火曜21:00~)の最終回に先立ち、囲み取材に応じた。
■亀梨和也、サプライズで石原さとみへ手紙贈る
最終回3時間半前に開催された囲み取材会の終盤には、亀梨和也からサプライズで手紙が。石原は「お手紙!? すごいですね、ありがとうございます」と驚きながら感謝を述べた。
石原さとみさんへ
いよいよ最終回ですね。皆で作り上げた作品を多くの方に楽しんでいただけていること、本当にうれしいですね。久しぶりの連続ドラマの撮影で、石原さん自身、これまでと環境が違う中、大変な部分もあったと思いますが、作品にかける熱量、思い、座長としての佇まいに刺激を頂きながら、奏と真樹として共に生きることができたこと、心から感謝しています。ありがとう。大切にします。
そして、今日までプロモーションも全力投球、本当にお疲れさまでした。素敵な最終回の放送になりますように。
亀梨和也より
アナウンサーが代読する手紙を、石原は笑顔で頷きながら聞き、「ありがとうございます」と拍手。封筒を受け取ると、「こういう字書かれるんですね、かっこいい! 字もかっこいいですね」とニッコリ。そして「亀梨さんからお手紙をもらったのは初めて! 真樹からも、ないですよね。最終回にこんなサプライズ!? うれしい、わざわざありがとうございます、本当に。こんなことあるんだ」と改めて驚いていた。
衣装:DUOBLE STANDARD CLOTHING
■Destiny、見逃し配信再生数累計は2,400万回に
今作は、ドラマ『Dr.コトー診療所』シリーズ(03年ほか/映画は22年)、映画『涙そうそう』(06年)、『ハナミズキ』(10年)などを手掛ける脚本家・吉田紀子氏が、自身初となる検事の世界を舞台にしたサスペンス×ラブストーリー。主人公の検事・西村奏(石原さとみ)が、大学時代の恋人・野木真樹と(亀梨和也)と12年ぶりに再会したことを機に、封印してきた青春時代のある事件の扉が開き、二人は20年に及ぶ運命の波に翻弄されていくことに……。出産を経て、今作で3年ぶりの連続ドラマ復帰を果たす石原が主演を務め、亀梨和也と初共演を果たす。5月28日放送の第8話は、番組最高視聴率をマーク。さらに第1話~8話の見逃し配信の累計再生は、2,400万回(ビデオリサーチにて算出/24,488,224回/期間:4月9日~6月2日)を記録し、テレビ朝日のゴールデン・プライム帯史上最高記録を更新し続ける大ヒット作品となっている。
【編集部MEMO】最終回あらすじ
テレビのニュースで民事党議員・東正太郎(馬場徹)の総裁就任報告を見ていた「横浜地検」の検事・西村奏(石原さとみ)は、20年前、「環境エネルギー汚職事件」で「東京地検」特捜部の主任検事を務めていた父・辻英介(佐々木蔵之介)のことを思い出す。英介が捏造された証拠と知りながら無理やり起訴に踏み切ったとした弁護士・野木浩一郎(仲村トオル)の活躍により、無罪を勝ち取った東正太郎。そして、身に覚えのない疑惑を掛けられ、命を絶った父――。しかし次の瞬間、奏はテレビ画面に映った男に釘付けになる。正太郎と父で元総理の東忠男(伊武雅刀)の後ろで拍手している男。彼こそ野木真樹(亀梨和也)が容疑者となった「野木邸放火事件」の現場付近で写真に映り込んでいた人物だった。国会議員便覧を調べ、その男が忠生の秘書・秋葉洋二(川島潤哉)だと確認した奏は、入院中の浩一郎の元へ。「環エネ事件」の犠牲になった父・英介、友人・及川カオリ(田中みな実)の事故、真樹の失踪、そして放火事件、すべてが繋がっていると確信した奏は、浩一郎に真実を教えてほしいと懇願する。20年前、「環エネ事件」の公判ですべてを覆し、正太郎を無罪へと導いた弁護士・浩一郎。そんな彼の自宅を放火し、命を狙ったのが秋葉だったという事実を突きつけ、「とても無関係だとは思えない。あなただけが知っていることがあるはず」と切実な思いで問いかける奏に、浩一郎はとうとう重い口を開く。一方、奏から浩一郎と話したことを知らされた真樹は、思いもかけぬ真実を知り!?