今年1月クールに放送されたTBS系ドラマ『不適切にもほどがある!』が、第61回ギャラクシー賞(主催:放送批評懇談会)でテレビ部門特別賞とマイベストTV賞第18回グランプリを受賞。31日、都内ホテルで行われた贈賞式に、主演の阿部サダヲ、磯山晶プロデューサー、金子文紀監督が出席した。

  • 阿部サダヲ

演じて楽しかったシーンを聞かれた阿部は「昭和のバラエティ番組がセットとかも素晴らしかったし、あの頃の感じがすごくよく出ていたので楽しかったですね。秋山(竜次)さんが司会役で、女性の股の下から登場するってやってましたもんね」と回答。「僕は昭和のテレビでおっぱいとか見てたんで…」と言ったところで、「あっ、生配信してるんでしたっけ」と、自身の“不適切発言”に気づいたようだ。

その後、自身の昭和の思い出を聞かれた阿部は「ケツバットも相当されてたし、ものすごくビンタされたし、ビンタされすぎてニキビがいっぱいできて、悲しかったです。ニキビがいっぱいできているのを、子どもが見て“あの人、おっぱいがいっぱい”って言われて」と振り返るも、「あっ、生配信でした。すいません」と、再度謝罪することになった。

マイベストTV賞のプレゼンターを務めた女子大生は「私の親の世代が本当にこんな世界だったのか、本当にあんなテレビ番組があったのかととても驚いて、それを映像で見ることができて新鮮でした。あと、私の母がちょうど純子(河合優実)と同じ年齢だったので、こんな青春をお母さんは過ごしてたんだなと思って、毎週楽しみに見ていました」と、ドラマのファンになったのだそう。それを聞いた阿部は「こんな時代だったんですよ」と苦笑いしていた。