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果物や植物などその土地特有のボタニカルフレーバーを使用したこだわりのジンが近年人気のクラフトジン。国内でも、日本酒や焼酎の蔵元、他業種から多数市場に参入しています。ここでは、糖質オフで太りにくく、香り豊かでおいしい国内外のクラフトジンの選び方とおすすめを厳選。初心者でも飲みやすいおいしい飲み方もご紹介しています。
クラフトジンとは?
中野BC『KOZUE-槙』
実は「クラフトジン」に明確な定義はありませんが、一般的には小規模な蒸留所で造られる個性的なジンのことを指して呼ばれています。
クラフト(craft)という単語には工芸品や技術などの意味合いがあり、すなわちジンにおけるクラフトもまた、職人によって原料・製法・産地などに強いこだわりをもって造られたもの、という意味が含まれていると考えられます。
クラフトジンの特徴
合同酒精『鍛高譚ジン』
クラフトジンはベースのスピリッツ(ジュニパーベリーで香りづけした蒸留酒)に、みかんやレモンピールといった柑橘系、あるいはその土地特有のボタニカル(果物や植物のフレーバー)を使用したお酒になります。
しかし、これもまた日本国内において明確な定義があるわけではありませんが、世界基準としてはクラフトジンとはボタニカルを使用したものいうのが一般的です。
例えば、沖縄発のクラフトジン『まさひろオキナワジン』では、シークワーサーが使われているように、その土地ごとのボタニカル食材を使用したジンがクラフトジンの特徴であり、魅力のひとつとも言えるでしょう。
【エキスパートのコメント】
ここがポイント!
ジンのおすすめポイントのひとつが、食事との相性が抜群によいことです。とくにカレーなどのスパイス系、そして出汁を使った和食料理とも合います。食前・食後はもちろん、食中酒としても楽しめるのがジンの魅力です。
クラフトジンの選び方
まずは、クラフトジンの選び方からご紹介していきます。ポイントは次の3つです。
【1】その土地特有の原材料(ボタニカル素材)で選ぶ
【2】産地で選ぶ
【3】ボトルのデザインで選ぶ
【1】その土地特有の原材料(ボタニカル素材)で選ぶ
まさひろ酒造株式会社『まさひろ オキナワジン』
クラフトジンは、ジュニパーベリーを使用したものであれば、あとはその土地特有の個性的なボタニカルを使用することで個性的なクラフトジンとなります。そして、このジンの味や風味を決めるものこそボタニカル(ハーブ・スパイス・果皮)なのです。
選ぶ際は、まずその土地特有の原材料(ボタニカル素材)をチェックしてみると新しい発見があるかもしれません。ぜひ、素材や造り手のこだわりを感じ取って、お気に入りの銘柄を見つけてみてください。
「ドライジン」とは?
ウィスク・イー『サイレントプール ジン』
ドライジンは、19世紀のオランダで誕生した初期のジンが単式蒸留器で蒸留されていたのに対し、ライ麦や大麦麦芽などを発酵させ、連続式蒸留器で蒸留した後、ジュニパーベリーをはじめとしたボタニカル素材とともに再蒸留させて造るロンドンを主産地としたジンのことです。 別名「ロンドン・ジン」「イングリッシュ・ジン」とも呼ばれています。
ドライジンは、多様なボタニカル素材を用いて風味豊かな一方で、クセが比較的少なく、飲みやすいのが特徴です。そのため、カクテルのベースとして用いられることが多いです。また、家庭用に市販されているジンのほとんどがドライジンになります。
【2】産地で選ぶ
小正醸造『KOMASAGIN 桜島小みかん』
ジンはもちろん、お酒造りはその土地の風土や気候、食文化などが大きく影響されます。そのため、原材料以外の選び方として産地で選ぶのも方法のひとつです。
近年では、ジンの流行も相まって、各地でその土地特有の個性的なジンが製造されています。自分の好きな土地や行ったことのある土地の銘柄を選び、その銘柄はどんな原材料が使われているのか、なぜその原材料が使われているのか、など物思いにふけりつつ味わうのもよいでしょう。
【エキスパートのコメント】
ここがポイント!
ジンの発祥はオランダ。現地では「ジュネヴァ」とも呼ばれます。利尿剤の「ジュニパー・ベリー」をアルコールに浸け、精油を取り蒸留したのが始まり。 元々は熱病の薬や強壮剤として用いられていたのが、思いのほか美味しいということから徐々に広まっていったのだとか。
日本酒や泡盛がそうであるように、ジンもその土地の食文化と密接な関係にあり、こうしたうんちくを産地ごとに語ることができます。これもクラフトジンならではの楽しみ方のひとつです。
【3】ボトルのデザインで選ぶ
秋田県醗酵工業『秋田杉GIN』
クラフトジンは、中身だけでなくボトルデザインも個性的なものが多いのが特徴です。そして、ボトルデザインが中身の味わいと関連している場合が多く、お気に入りのボトルないしは好みのデザインを選べば味の外れも少ない、とも言えるのです。
クラフトジンのボトルはどれも個性的でおしゃれなものが多いので、ぜひお気に入りの「ボトルデザイン=味」の銘柄を見つけてみてください。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)