湘南エリア在住の方以外にも注目して欲しい、他では見られない湘南ならではのご当地ポストや、写真映えするエモーショナルなポストをご紹介。
【藤沢・寒川など 観光スポットレポ】湘南エリアのポスト - ご当地キャラデザインから写真映えするレトロな丸ポストまで!めずらしいポストをご紹介<前編>からの続き。
夏だけに現れる渚のポスト
続いてご紹介するのは、湘南エリア有数の人気ビーチである逗子海岸の不思議なポストです。
これは、2009年から海水浴場開設期間にだけビーチの海の家の前に設置されるもので、1日1回郵便局の方が回収し、通常の郵便物と同様に郵送されていたとのこと。
しかしながら、コロナ禍で海水浴場が設置されない夏が続いたため、一昨年からは郵便ポストとしては機能しておらず、写真撮影用スポットとしてのみ使用されているそうです。
海水浴客で賑わうビーチに突如現れるという、とてもめずらしいレトロな丸ポスト。ぜひ、逗子海岸を訪れた際は探してみてくださいね!
▼「逗子海岸の丸ポスト」の詳しい記事はこちら▼【逗子 観光スポットレポ】 逗子海岸の丸ポスト - 夏にだけ現れる渚のポストエモい写真が撮れるフォトスポットをご紹介
湘南エリアの丸ポスト
都内から湘南に移住した筆者が、湘南散策をしている際に驚いたのは、街中に“丸ポスト”がとても多いこと。
赤色鉄製の円筒形の丸ポストは、1901年に試験的に設置され、1908年に正式に制定されました。その後、日本全国に普及しましたが、1970年以降は現在の角型ポストに切り替わり、生産が終了。
令和の現在では、ほとんど姿を見掛けることがなくなりました。
しかし、そんな中でも、特に鎌倉や小田原、茅ヶ崎の至る所で懐かしの丸ポストが現役で働いています。湘南は、全国でも有数の未だに丸ポストが残っているエリアなのです。
長年街の人々の生活を見守ってきた、丸ポストたち。どれも塗装が綺麗なので、定期的にメンテナンスし大切にされているようです。
昔ながらの街並みに、レトロな丸ポストが映えてエモーショナルな雰囲気を醸し出し、絶好のフォトスポットに。
現代の一般的な四角いポストは、差し出し口の幅が広くなっていたり、郵便物の種類によって2つに分かれています。一方の丸ポストは、差し出し口の幅が狭いので、レターパックやA4サイズのものは投函することができないのもご愛敬。
機能的な四角いポストも近代的でよいですが、丸ポストには温かみがあり、それぞれの魅力を持っています。
いかがでしたでしょうか。
実は、湘南エリアには、オリジナルのご当地ポストや昔懐かしいレトロな丸ポストなど、面白いポストがたくさんあります。
SNSなどの便利なコミュニケーションツールが普及し、郵便物数は年々減少傾向にありますが、街中のポストに注目してみると知らなかった新しい発見があるかもしれません。
湘南観光の際は、ぜひポストにも注目してみてくださいね!
スポット紹介
【逗子海岸】■住所:〒249-0007 神奈川県逗子市新宿2丁目3■電話番号:逗子海岸営業協同組合 0468713850