米Googleは5月30日(現地時間)、「7 new Android features to elevate your everyday」というブログ記事を公開し、5月から6月にかけて展開するAndroidの7つの機能を紹介した。

その中で特にユーザーの注目を集めているのが、「メッセージ」でRCSメッセージを送信後に編集できる機能である。誤字を見つけたり、表現を変更したい場合、送信から15分以内なら、送信済みメッセージを長押しし、画面上部に表示される鉛筆アイコンをタップして編集を開始できる。これはRCSメッセージの機能であり、RCSを有効にする必要がある。Android 8以上を搭載したデバイスを対象に、5月30日から展開が始まる。

「インスタント・ホットスポット」と「コールキャスト」により、デバイス間連係が向上する。インスタント・ホットスポットでは、AndroidタブレットやChromebookをスマートフォンのホットスポットに、パスワードを入力することなくワンタップで接続できるようになる。コールキャストでは、Google Meet通話をAndroidスマートフォンやタブレットの間でシームレスに転送できる。これらはAndroid 11以降のデバイスで、Bluetoothの接続距離内にあるデバイスで利用できる(Samsungのデバイスでインスタント・ホットスポットは使用できない)。

夏といえば音楽フェスティバル。フェスシーズンに備えて、ヘッドフォン(🎧)やディスコボール(🪩)など、様々な音楽に関連するEmoji Kitchenステッカーがまもなく登場する。

Google Homeのお気に入りを、Androidスマートフォンのホーム画面からすばやく確認・操作できるウイジェットがパブリックプレビュー版として公開された。動作要件はAndroid 12以上。Google Homeアプリのパブリックプレビュー版は、登録することで誰でも利用できる。

また、Wear OSスマートウォッチのユーザーは、Google Homeのお気に入りのタイルおよびコンプリケーションで、手首からよく使用するスマートホームデバイスを表示・確認、操作できるようになる。

米国およびドイツでは、Google Walletに登録したPayPalアカウントによるセキュアな支払いをWear OSウォッチから行えるようになった。

現在、MINIの一部のモデルで利用できるデジタルカーキー(車のロック/アンロック、始動などをスマートフォンから行える)が、Mercedes-BenzとPolestarの一部のモデルでも利用できるようになる。