ジー・プランは5月30日、「ポイントを貯めることに対する実態と意識」についての調査結果を発表した。調査は2024年3月6日~3月10日、全国の男女6,000名(男性3,000名、女性3,000名)を対象にインターネットで行われた。

最も貯めているポイント「PayPay」が躍進

現在最も貯めているポイントでは「楽天ポイント」がトップで39.4%、昨年からほぼ横ばいという状況だった。2位は「PayPayポイント」で15.1%、昨年の3位から2位へとランクアップを果たした。この3年で徐々に順位を上げ、一昨年と比較すると約2倍と躍進を続けている。調査実施時点では「Vポイント」は1.2%だった。「Tポイント」との統合による今後の動向が注目される。

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約9割がポイントは店舗やサービス利用に好影響と回答

ポイントが貯まることが、買い物やサービス利用における行動や選択にどの程度影響があるのかについては、「影響されることはない」との回答が14.1%に留まり、約9割の人にとって「ポイントは店舗やサービス利用に好影響」との結果となった。中でも、6割強が「ポイントを意識して店舗やサービスを選ぶ」と回答、24.6%は「ポイントが貯まると嬉しい」と回答している。ポイントサービスの有無は、ユーザーからの選ばれる理由となっている。

  • ポイントが貯まることによって、買い物やサービスを利用する際の行動や選択に変化はありますか?

複数のポイントが貯まることについて約7割が「お得に感じてうれしい」

自社ポイントと合わせて共通ポイントが貯まるケースも増えている状況の中で、一度に複数のポイントが貯まることについてユーザーはどう感じているのか。結果は、「お得に感じてうれしい」との回答が67.4%と圧倒的に高く、好意的な選択肢が上位を占めた。煩わしさなどネガティブな印象よりも、お得感を感じて楽しんでいる様子がうかがえる。

  • 1度に複数の種類・サービスのポイントが貯まることについてどう思いますか?