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本記事では、賃貸におすすめな遮音シート・吸音パネルをご紹介いたします。また、防音の基礎知識や選び方も解説しています。本記事を読めば、「とりあえず選ぶ」から「これが効果的かも!」と迷いなく商品を選べるようになるはず。ぜひ参考にしてくださいね。
防音についての基礎知識
まずおさえておきたいのが、「遮音」と「吸音」の意味の違いです。
遮音:音を跳ね返し、遮断する
吸音:音を吸収し、小さくする
そして、この2つを組み合わせることではじめて「防音」になります。
そこで重要になるのが、防音シートの種類と役割です
通販サイトなどを見ると、「遮音シート」や「吸音パネル」といった商品が並んでいます。それぞれの役割は下記になります。
前述しましたが、防音は、「遮音」と「吸音」を組み合わせることで効果が発揮されます。
もちろん、各商品を単体で使用しても、効果がないわけではありませんが、「防音」という観点からみると期待値は薄いです。
経費は掛かるかもしれませんが、できるだけ「遮音シート」と「吸音パネル」を組み合わせて壁に貼り付けるようにしましょう。
名称がごちゃつくので注意!
【エキスパートのコメント】
今までは「吸音パネル」「遮音シート」の2種類が販売されていましたが、その両方の特徴をおさえた「防音シート・パネル」が販売されるなど、垣根がなくなってきつつあります。
しかしながら、遮音シートは「遮音」するだけ、吸音パネルは「吸音」するだけとなり、防音効果がほとんどない場合もあります。
似た名前が並ぶため、勘違いなどをしないよう十分注意して選んでくださいね。
防音向けのシート・パネルの選び方
それでは、防音向けのシート・パネルの選び方について解説していきます。ポイントは下記の4点です。
【1】商品ページの音響実験(防音性)
【2】各商品の口コミ
【3】取り付けやすさ
【4】おしゃれさ
一つひとつ解説していきます。
【1】商品ページの音響実験(防音性)をチェック
防音用のシート・パネルを設置した際、どのくらい音が防げているかが一番重要なポイントです。
各商品のサイトを見ると、音響実験を行った結果が記載されているため、それを参考にしましょう。例えば、楽天にて1位を取っている「防音ファストラボ公式」の商品は下記のように記載されています。
防音性は各環境によって変わるため、上記はあくまで目安にしかなりませんが、重要な指標にもなるため、参考にしましょう。
騒音の基準値
各商品の騒音実験では、具体的に●●dB(デシベル)と記載されますが、具体的にどんな音なのかわかりませんよね。そのため、下記を目安に、どのくらいの騒音なのかをイメージしましょう。
【 騒音の数値と目安 】
■120dB:ジェットエンジン(飛行機)の近く
■110dB:自動車のクラクション(2m)
■100dB:電車が通るときのガード下、液圧プレス(1m)
■90dB:犬の鳴き声(5m)、騒々しい工場の中
■80dB:地下鉄の車内、電車の車内・ピアノ(1m)
■70dB:・騒々しい街頭、セミの鳴き声(2m)
■60dB:洗濯機(1m)、掃除機(1m)、テレビ(1m)
■50dB:静かな事務所、換気扇(1m)
■40dB:市内の深夜、図書館
■30dB:郊外の深夜、ささやき声
■20dB:ささやき、木の葉のふれあう音
※出典:日本騒音調査ソーチョー 公式HP/『騒音値の基準と目安』より
【2】各商品の口コミをチェック
防音については、正確な数値を測ったとしても、各個人の環境によって変わってきます。そのため、口コミをチェックし、できるだけいい口コミが多いものを選ぶようにしましょう。
満足度が高いほど、多くのユーザーが、つまり様々な環境で防音性を発揮していることになります。この点について、忘れずにチェックしてください。
【3】取り付けやすさをチェック
ご自宅の壁への設置のしやすさも重要。
釘やピンを使用し、DIYで壁に打ち込むタイプは、金づちなどの専用工具が必要になりますが、丈夫でしっかりと設置することができます。
また、賃貸の方であれば、両面テープで張り付けるタイプがおすすめ。付属の両面テープを壁に貼り付け、そのままシートを貼れるため、簡単で仕上がりもきれいです。
カットできるタイプだと仕上がりがきれいになる!
【エキスパートのコメント】
専用のカッターや定規などが必要になりますが、好きな形や大きさにカットできるとより仕上がりもきれいになります。
例えば、設置する壁にコンセントがついていたら、その大きさ用に穴をあけることができますし、ちょうど長さが合わない部分も必要な長さにカットすれば、きれいに収めることができます。
より仕上がりにこだわる方は、ぜひカットのしやすさもチェックしてみてください。
【4】おしゃれさをチェック
単純に騒音対策するだけでなく、お部屋の雰囲気に合わせてデザインもチェックしたいところ。
基本的に遮音シートは吸音シート・パネルの内側に入れるため、デザインがおしゃれなものは吸音シート・パネルが多めです。
吸音シート・パネルは、シンプルなものもあれば、タイル状のもの、ヘキサゴン型のもの、レンガ調のものまで本当に様々な商品があります。
お部屋の雰囲気がガラリと変わりますので、ぜひ好きなデザインを選んでくださいね。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)