小田急電鉄と小田急不動産は、小田急多摩線が6月1日で開業50周年を迎えることを記念し、同日から7月15日にかけて記念イベントを実施すると発表した。
イベント期間中、1,050セット限定で「小田急多摩線開業50周年記念乗車券・入場券」を販売する。多摩線敷設工事や各駅開業期の様子などデザインした台紙と、乗車券4枚・入場券7枚をセットにした。乗車券は「新百合ヶ丘から小田急永山ゆき」など多摩線の歴史を語る上で欠かせない区間、入場券は五月台駅から唐木田駅まで多摩線各駅の風景を用意している。価格は1セット2,000円。6月1日8時から新百合ヶ丘駅で先着販売を行う。
スタンプ設置駅全8駅にあるスタンプを重ね合わせて推すことで図柄を完成させる「小田急多摩線開業50周年記念かさねおしスタンプラリー」もイベント期間中に実施。無料で参加でき、新百合ヶ丘駅、小田急永山駅、小田急多摩センター駅、唐木田駅の4カ所で台紙を配布する。全8駅でスタンプを集めて図柄を完成させ、新百合ヶ丘駅の定期券発売窓口に持参した上でアンケートに回答すると、先着5,050名に達成賞のオリジナルコースターが進呈される。
6月1日には、小田急永山駅直結「グリナード永山」にて、「小田急多摩線開業50周年&グリナード永山開業50周年コラボイベント」を開催。11時から鉄道タレント豊岡真澄さんと新百合ヶ丘駅長、13時から豊岡さんのトークショーを実施するほか、こども用の駅係員制服撮影会、ロマンスカーミュージアムグッズの販売等を行う。
6月16・17日は、栗平駅前のコミュニティ施設「CAFE&SPACE L.D.K」で「小田急多摩線開通50周年記念 思い出写真展」(入場無料)を開催。多摩線敷設工事から最近の沿線の様子まで、多摩線の歴史を感じられる写真展示を行うほか、多摩線開業時の小田急電鉄社内報の特集ページも展示する。