アタムアカデミーは5月28日、「小学生の習い事に関する意識調査」の結果を発表した。同調査は、2024年4月22日から5月6日の間、小学生の子どもに習い事をさせている親357人を対象にインターネットで実施したもの。
はじめに、習い事をさせる目的を聞いたところ、「体力・運動能力の向上」(143人)が最も多い結果に。体力はスポーツだけではなく、勉強に向かう姿勢や精神面の安定にとっても大切な要素だという。また、子どものうちからしっかり体力をつけてほしいという思いで、スポーツ系の習い事をさせている人も多かった。
次いで、「学力向上や受験準備」(58人)、「得意分野を見つけてほしい」(53人)と続き、何らかの能力を伸ばす目的で習い事をさせている親が多いことがわかった。
習い事をどのように決めるかを質問すると、「子どもの希望」(239人)が圧倒的に多数であった。同社によると「子ども本人に意欲がないと続かないため、子どもに選ばせたいと考える人が多い」としている。
2位は「親の希望・親からの提案」(71人)、3位「周囲の評判・影響で」と続いた。
また、習い事を辞めさせたいと思うのはどんなときかを尋ねたところ、「子どものやる気が低下している」(215人)が1位。2位は「経済的な負担が大きい」(57人)、3位「期待した成果が出ない」(36人)となった。