大正製薬は5月28日、「保育園の洗礼」に関する調査結果を発表した。調査は4月24日~5月1日、0歳~6歳の子どもを保育園に通わせている親382人を対象にインターネットで行われた。

  • 子ども保育園に通わせ始めた4月~6月に風邪をひいて保育園をお休みさせた経験はありますか

調査の結果、保育園に通う子どもを持つ親の約81%が4月~6月の間に風邪で保育園を休ませた経験があることが分かった。また、その際のお子様の症状TOP3は「鼻水、発熱、咳」という結果であった。

  • 保育園をお休みさせたときの子どもの症状を教えてください

上記にあるような、保育園に通い始めた子どもが、 風邪などの感染症にかかる現象は「保育園の洗礼」といわれている。 聞きなじみない言葉だと思われるが、保育園に子どもを通わせている親の71.8%が「保育園の洗礼」というワードを知っており、さらに内容まで把握している親は40.6%という結果であった。また、風邪をひいて子どもを休ませる日数に関しても調査を実施したところ、もっとも多かったのは、3日~4日という結果であった。

  • 「保育園の洗礼」という言葉を知っていますか

  • 風邪をひいたときはだいたい、何日くらい保育園をお休みしましたか

子どもが保育園を休むということは、親も仕事を休まなければならないという実情があることから、子どもがお休みする際の親の困りごとを聴取。「意外と子どもが元気で、相手が大変」「仕事を休めない」「有給が減る」「仕事でほかの人に負担がかかる」など、子どもや自分の事だけでなく、一緒に働く同僚への負担も困りごととしてあげられた。

  • 子どもが保育園をお休みする際の親の困りごと

最後に保育園の洗礼経験者から、今後洗礼を経験する人へのメッセージを募ったところ、具体的なアドバイスの他、「必ず終わりは来る」という、不安を抱える親への熱いエールが寄せられた。

  • 保育園の洗礼経験者から、今後洗礼を経験する方へのメッセージ