カシオ計算機は、耐衝撃ウオッチ「G-SHOCK」の最上位シリーズ「MR-G」から、新作「MRG-B2100B」を6月14日に発売する。価格は649,000円。
2019年の「GA-2100」発売から人気を集め、近年では伝統のスクエアモデルと並ぶ看板モデルに成長した2100シリーズ。2021年にはメタルカバードの「GM-2100」、2022年にはフルメタルの「GM-B2100」とより上質な選択肢が用意されてきたが、ついにMR-Gの一員に加わる。
従来の2100シリーズは時針・分針と液晶表示を組み合わせたデジタル・アナログコンビネーションモデルだったが、MRG-B2100Bは日付・曜日表示付きのアナログ表示となる。
特徴的な格子状の文字板は伝統工法の「木組」から着想を得たもので、立体的で高級感漂うデザイン性だけでなく、細かな穴からソーラー発電のために光を取り込む役割も果たしている。
ケース形状は2100シリーズらしい八角形ベゼルと薄型のフォルムを継承するが、先に登場した「MRG-B5000」と同様にベゼルのパーツを細分化することで、一体成型では困難なほど細部まで磨き上げられたシャープな造形に昇華している。
ベゼルは27個の細かなパーツで構成され、トップ部には純チタンの約4倍の硬度を誇るコバリオン合金が使われる。バンドには、純チタンの約3倍の硬度を持つチタン合金「DAT55G」を採用する。
サイズは縦49.5×横44.4×厚さ13.6mm、重さは約122g。防水性能は20気圧。主な機能として、タフソーラー(ソーラー充電システム)、電波時計、モバイルリンク(スマートフォン連携)、フルオートカレンダー、LEDライトを備える。