シャープは5月24日、Beijing Xiaomi Mobile Software Co., Ltd.との間で両社間の無線通信技術の特許クロスライセンス契約の締結に至ったことを発表した。これに伴い、シャープが2022年9月に中国で開始した訴訟も取り下げる。
シャープはこれまで、日米欧中韓の多数の企業に無線通信技術の規格必須特許のライセンス供与を行っており、引き続き「公正、合理的かつ非差別」な条件でライセンス供与を行っていくという。
同社は20年にわたり研究開発/特許出願を進めた結果、W-CDMA/LTE/LTE-Advanced/5G規格に関する6,000件以上の必須特許を保有するに至っている。今後も無線通信技術やネットワークに関する基幹技術の研究開発を通じて、無線通信分野における技術革新に貢献し続けるとしている。