埼玉県三芳町(みよしまち)は、都心から30km圏内に位置する、東京から一番近い緑のオアシス。今も多くの平地林や畑が残り、平地林の落ち葉を堆肥とするエコロジーに配慮した循環型農法が現代にも受け継がれています。
今回紹介するのは、三芳町の返礼品「季節に合わせた生花の花束」。三芳町のふるさと納税の中でも常にベスト10位に入る人気の返礼品なのだそう! 一体どのようなものなのでしょうか。
本稿では、マイナビふるさと納税担当者が、気になった返礼品を紹介していきます。
今回は「季節に合わせた生花の花束」の特徴や事業者の商品に対するこだわり、返礼品になった経緯などについて詳しく調べてみました!
三芳町の返礼品「季節に合わせた生花の花束」について
・返礼品名:季節に合わせた生花の花束
・提供事業者:社会福祉法人 入間東部むさしの作業所 園芸部/フラワーショップふれんず
・埼玉県入間郡三芳町藤久保27
・内容量:生花の花束 1束 (サイズ/縦約30cm、横約20cm)
※季節に合わせて花種や色が変わります
・寄附金額:1万円
「季節に合わせた生花の花束」のふるさと納税の寄附金額は、1万円。障がいを持った人たちがスタッフと共に、心を込めて水揚げ処理、管理した切花から季節に合わせて色合いや花の種類を選び制作した花束が届く返礼品です。
「社会福祉法人 入間東部むさしの作業所 園芸部」では、障がい者の自立支援の一環として、花を育てて、イベントでの販売や公園植栽への植え込みを行っています。
また、フラワーショップの経営もしており、一般のお客様はもちろんのこと、近隣の市役所や企業、団体などから、式典や歓送迎会、誕生日などの用途で日々注文を受けているそうです。
そんな園芸部が育成・管理しているお花は、なんと年間約20万株! 本返礼品は、これらの多彩なお花から季節に合わせて制作した花束がもらえます。エシカル消費にもつながり、三芳町の中でもリピーターが多く、レビューの評価も高い人気の返礼品だそうです。
寄附者からの反響
「何度かお願いしており、毎回とても素敵なブーケです」「とても良い雰囲気の花束で、いつもお気に入りです」「大きな花瓶に活けても負けないくらい、とても立派で素敵な花束でした」といった声が、三芳町のふるさと納税担当者のもとに届いているそうです。
事業者の想い
年間、約20万株のお花を育成管理しています。販売活動に加え川越花き市場・板橋花き市場・鴻巣(こうのす)花き市場の3箇所に出荷もし、社会的評価もいただいています。たとえ障がいが重くても、仕事を通して社会参加をし、生きがい・働きがいを持ち、自信をつけていくことで利用者さんの成長につながればと願っています。
今回は三芳町の返礼品「季節に合わせた生花の花束」を紹介しました。お花の育成や販売をする障がい者の皆さんの支援も兼ね備えており、エシカル消費にもつながると三芳町のふるさと納税担当者は語っていました。季節に合わせた内容で届くので、どんなお花かなとワクワクしながら待つのも楽しそうですね! 気になる方は一度チェックしてみてください。