お笑いコンビ・ナイツの塙宣之が19日、YouTubeチャンネル『ナイツ塙会長の自由時間』で公開された動画「【THE SECOND】ガクテンソクの強さを分析します」に出演。『THE SECOND~漫才トーナメント~2024』(フジテレビ系)ファイナリストのタイムマシーン3号が第1試合で敗退した要因を推察した。
マイナスに働いた可能性のあるポイント
第1試合で、タイムマシーン3号はザ・パンチと対戦し、惜しくも敗戦することになったが、塙は「タイムマシーン3号と言えば、めちゃくちゃ売れてて、テレビもめちゃくちゃ出てる」「本人たちのモチベーションとしては、漫才師としてってところがあったのかもと思いますね」と出場に至った経緯を推測しながら、「もしかすると、世間の人からすると『もう売れてるからいいじゃん』っていう空気感が、むしろマイナスな部分になっていたのかもしれないですね」と指摘。
さらに、「ネタも今までやってきたネタなんでしょうけど、まったく最近テレビに出てない人たちのネタのほうがやっぱりこの大会だと有利になる」と持論を展開した。
続けて、塙は「基本的にタイムマシーン3号は、こういった大会とかで優勝こそしてないけど、ものすごい強いと思いましたし、6分の体力も余裕である」「3本とか4本、5本とかになってくると、たぶんタイムマシーン3号が圧倒的に勝っていくんじゃないかと思ってたんですけど」と、タイムマシーン3号の実力を改めて称賛したうえで、「1回戦がなかなか難しかったのかなと」と分析した。
なお、事務所というくくりでも本音を吐露。「だから太田プロとマセキ芸能社でね、ハンジロウと期待はしてたんですけども、吉本のパワーに及ばなかった」と、事務所の後輩・ハンジロウについても触れながら、“非吉本”コンビの敗退に残念そうな表情を見せていた。
【編集部MEMO】
『ナイツ塙会長の自由時間』は、ナイツの塙宣之によるYouTubeチャンネル。「M-1グランプリ」ファイナリスト経験者で同大会の審査員も務める塙が、各賞レースのネタについて語る企画「ナイツ塙の漫才論」や、自身が出演するバラエティ番組『球辞苑 〜プロ野球が100倍楽しくなるキーワードたち〜』(NHK BS1)にならい、毎回設定したキーワードからお笑いを語る企画「笑辞苑」などが人気を集めている。2023年9月、同年6月に漫才協会会長に就任したことを受け、『ナイツ塙の自由時間』から現在のチャンネル名に変更された(動画「ナイツ塙からチャンネルについて発表があります」にて発表)。