放送29年目に突入したTBS系情報バラエティ番組『王様のブランチ』(毎週土曜9:30~)の新レギュラーメンバーとなったタレントの丸山礼とダンスボーカルグループ・WATWINGの八村倫太郎。放送から約1カ月が経過した今の心境を語り合った。
ハッピーオーラ漂う『王様のブランチ』の収録
4月から“ブランチファミリー”として新たに加わった丸山と八村。すでに1カ月が経過したが、丸山は「私はブランチのトレンド部に3年ぐらい前からお邪魔させていただいていたのですが、そのときから藤森慎吾さんの底抜けの明るさとか、ノリの良さ、リアクションなどを間近で学ばせていただいていたので、それを今度はスタジオでどのように発揮したらいいのか、すごく楽しみです」と抱負を述べると「『王様のブランチ』のレギュラーに出演するって、芸能界ピラミッドの上層部に到達したようなイメージがあるので、本当に光栄なんです」としみじみ語る。
八村も「僕も初めて『王様のブランチ』に呼んでいただいたのがトレンド部だったのですが、藤森さんや礼さんが作ってくださった雰囲気が楽しすぎて、最初から緊張せずに臨めたのは、お二人のおかげだと思っています。スタッフさんも『自由でいいんだよ……』という雰囲気を作ってくださったので、本当にハッピーな気持ちで参加できました」と周囲への感謝を述べる。
30年近く続く長寿番組でありながらも、『王様のブランチ』という番組全体が作り出す“ハッピーオーラ”によって、あまり萎縮しないで臨むことができているという。そこには藤森や佐藤栞里の存在も大きいようだ。
八村は「何を発しても栞里さんは全部発言を拾ってくれるので、しゃべりたくなってしまうんです。もちろん礼さんや藤森さんもそうなのですが、本当に自然と楽しい気持ちになれる番組なんです。太陽のような存在なのですが、(親近感があって)太陽ほど遠くない。めちゃくちゃ近くにいてくれる」と語ると、丸山も「栞里さんは、本当にマイペースなのですが、それを自分の持ち味にできる才能のある方。藤森さんも締めるときは締めるのですが、チャラいときはチャラい。すごく学ぶことが多いです」と脱帽していた。
「頭の回転の速さ」「ダンス」自分の強みで番組に貢献
学ぶことが多いという『王様のブランチ』の現場。そんななか、丸山も八村もしっかりと個性を出していくことも要求される。丸山は「頭の回転の速さは自分の持ち味だと思うので、しっかり瞬発力で乗り切りつつ、ものまねを最後までやり切る覚悟を持って頑張りたいです」と意気込むと、八村も「ダンスは自分の得意技なので、その強みをしっかりと出していきたいです」とアピールする。
レギュラーとなったことで、新たにやってみたいことについて丸山は「絶対北海道に行きたい!」と自身の出身地でのロケを熱望すると「皆さんをアテンドして、豪華客船で流氷や冬の動物園を見に行きたい。あとは地元の名物である塩焼きそばとかを食べたいです」と野望を述べる。丸山の提案に「いいですね、行きたいです」と笑顔を見せた八村は「海外に行きたいです」と得意の英語を活かせるロケを熱望していた。
来年には30周年という節目を迎える『王様のブランチ』。そんなタイミングでレギュラーになった八村は「『王様のブランチ』って観ている人が自然と笑顔になるような、とても温かい番組だと思うんです。そのなかに自分が入ることによって、新たな味が出たらいいなという期待があります」と述べ、「自分が求められていることや、やりたいことをしっかり考えて、番組に貢献していきたいです」と目を輝かせる。
丸山も「土曜日のリラックスしている時間に観る番組なので、なるべく奇声を発しないように気をつけながら、生放送で顔の寄りとかも多いので、なるべく顔に炎症を作らない、ネットにも炎上を作らないように頑張っていきたいなと思っています」と語ると「とてもチームワークの良さが番組に出ているので、『ブランチに出ている礼ちゃん』と世間の方に認識していただけるようになれたらいいなと思っています」と抱負を述べていた。
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