Sonosが、無線LANとBluetoothに対応する新しいポータブルスピーカー「Sonos Roam 2」を公式サイトに掲載している。近日発売予定で、直販価格は25,800円。カラーはブラック、ホワイト、サンセットオレンジ、オーシャンブルー、オリーブグリーンの5色。

  • Sonos Roam 2。(左から)オリーブグリーン、ホワイト、オーシャンブルー、ブラック、サンセットオレンジ

ヨドバシ・ドット・コムにも全色の販売ページが掲載されており、6月7日から予約受付開始、6月21日発売となっている。

従来の「Sonos Roam」(2021年発売/直販25,800円)と同様に、丸みを帯びた三角形のフォルムを採用。外出時にはポータブルBluetoothスピーカーとして使え、宅内など無線LANが利用できる場所ではAmazon Alexaによる音声操作対応のスマートスピーカーになる。AppleのAirPlay 2もサポートしている点も、初代Roamと共通。

  • Sonos Roam 2(ブラック)

細かい差分として、初代RoamではAmazon AlexaだけでなくGoogleアシスタントによる音声操作にも対応していたが、Roam 2ではAmazon Alexaのみ表記。また、本体側面のボタンが従来はひとつのみだったのが、2では電源ボタンとBluetoothボタンのふたつに増えた。Roam 2の本体サイズ/重さは62×60×168mm(幅×奥行き×高さ)/約430gで、初代からごくわずかに変化している(初代は59×62×168mm/約420g)。

  • Sonos Roam 2では、本体側面のボタンがふたつに増えている

Roamシリーズのユニークな特徴である、本体内蔵のビームフォーミングマイクを活用した自動チューニング機能「Trueplay」はRoam 2にも継承。縦置き・横置きどちらでも音楽を楽しめ、置き場所に合わせた最適な音響調整を自動で行う。

内部には、高域再生用のツイーターと、中音域再生を担うミッドウーファーを各1基内蔵し、2つのクラスHデジタルアンプで駆動。Sonosアプリのイコライザーで好みのサウンドに調整することもできる。

  • 使用イメージ

IEEE 802.11ac/a/g/n準拠の無線LAN機能(5GHz/2.4GHz対応)、Bluetooth 5.2を搭載。無線LANで他のSonosシステムとのグループ化が行え、複数台で同じ音楽を再生できるほか、2台連携のステレオペアリングにも対応する。

内蔵バッテリーで最長10時間の連続再生が可能。USB Type-C充電に加えて、別売のSonos Roamワイヤレス充電器(直販7,480円)や、Qi規格準拠のワイヤレス充電器も使える。本体はIP67相当の防塵・防水設計。音楽再生や一時停止、先送り・巻き戻し、音量調整、マイクミュートボタンなどを装備する。