アイ・オー・データ機器は5月22日、USB接続のテレビ録画用HDDとして「AVHD-US/U」シリーズ、「AVHD-AS/U」シリーズ、「AVHD-WR/U」シリーズを発表した。全モデルとも24時間連続録画 / 4K録画に適した製品。いずれも6月上旬より発売する。

AVHD-US/Uシリーズ

「AVHD-US/U」シリーズは、USB 3.2 Gen1対応の録画用HDD。容量と価格は、4TBが24,310円、6TBが31,680円、8TBが44,000円。

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TVS REGZA/東芝製「REGZA」、パナソニック製「VIERA」、シャープ製「AQUOS」、ソニー製「BRAVIA」など多くのTVやレコーダーで使用でき、REGZAのタイムシフトマシンでの見逃し視聴にも対応している。

きょう体は遮音性を高めるため、上面と底面のカバーに厚みをもたせ、側面カバーを2重構造に。音を減衰させるため、内部には凸凹を多く設けてある。内蔵HDDは4カ所のダンパーとフローティング構造により振動を吸収。ファンレス設計のためファンノイズは発生せず、同社の静音ランクでは上から2番目の「GOLD」に位置するモデルだ。

接続したTVの電源オン/オフに合わせて自動でスタンバイする電源連動機能を搭載。本体サイズは約W180×D180×H45mm、重さは約910~980g。対応OSはWindows 11。

AVHD-AS/Uシリーズ

「AVHD-AS/U」シリーズは、パナソニック製「VIERA」、BDレコーダー「DIGA」、TVS REGZA「REGZA」での録画に最適なTV録画用HDD。容量と価格は、2TBが23,100円、4TBが30,470円、6TBが40,260円。

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「DIGA」搭載のHDDと同じものを採用し、「VIERA」と「DIGA」で安心して利用できるパナソニックの推奨モデルとなっている。録画ミスのリスクを低減するAVコマンド(ATA-7)を搭載しており、録画時に不測の事態が発生しても録画を中断することなく適切な処理を行う。これはPC用HDDにはない機能だ。

REGZAのタイムシフトマシン、静音性能、電源連動機能などはAVHD-US/Uシリーズとほぼ共通。シャープ製「AQUOS」、ソニー製「BRAVIA」など多くのTVやレコーダーにも対応する。インタフェースはUSB 3.2 Gen1。本体サイズは約W180×D180×H45mm、重さは約910~980g。対応OSはWindows 11。

AVHD-WR/Uシリーズ

「AVHD-WR/U」シリーズは、ハイエンド仕様の録画用HDD。容量と価格は3TBが29,480円、4TBが36,630円、6TBが46,420円。

  • AVHD-WR/Uシリーズ

パナソニック製「DIGA」での全自動録画やREGZAのタイムシフトマシンに対応したAV録画用の高信頼モデルで、「DIGA」に搭載されているHDDと同等品のAV用ハイグレードカスタムHDDを内蔵。24時間連続録画や多チャンネルの同時録画に適している。AVコントロールファームウェアの搭載により、TV録画に最適な記録/再生を行うことで録画失敗のリスクを低減している。

本体内部には冷却ファンを内蔵。稼働中でも熱がこもりにくく、複数台を重ね置きしておける。電源はACアダプタではなく内蔵タイプで、サービスコンセントも備えることから複数台設置の際もコンセント不足にならない。電源スイッチを備えることから待機電力を完全にゼロにできる。同社の静音ランクは「GOLD」。

Windows用アプリ「診断ミレル」を使うことで、HDDの状態を把握でき異常の早期発見が可能。インタフェースはUSB 3.2 Gen1。本体サイズは約W215×D187×H35.5mm、重さは約1.4kg。対応OSはWindows 10 / 11。