俳優の木村拓哉(が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『Believe-君にかける橋-』(毎週木曜21:00~)第5話が、きょう23日に放送される。

  • 左から天海祐希、木村拓哉=テレビ朝日提供

■木村拓哉主演、テレビ朝日開局65周年記念作品『Believe-君にかける橋-』

テレビ朝日開局65周年記念作品として制作される本作は、大ヒットドラマ『BG~身辺警護人~』シリーズ(18年、20年)を手掛けた布陣が再集結するオリジナル作。橋づくりに情熱を燃やす狩山陸(木村)が、刑務所に収容されるという思わぬ困難に見舞われながらも、決して諦めることなく希望と再生の道を模索していく壮大な物語を紡ぐ。

■狩山と玲子に分岐点!? 第1部完結

第1話の冒頭、東京都の一大プロジェクトである「龍神大橋」の建設現場で、死者をも出す崩落事故が発生。組織を守ろうとする会社からの要請で、橋を設計した狩山は全責任を被り、投獄されることに。しかしその直後、妻・狩山玲子(天海祐希)が病で余命いくばくもないことが判明。妻にとって恥ずかしくない男でいたくない、そしてもう一度、妻にしっかりと寄り添いたい――その一心から決死の覚悟で脱獄し、無実を証明するため、狩山は命を削る逃走劇を繰り広げてきた。第5話では、壮大なドラマの第1部が完結。重大な分岐点となる展開が狩山と玲子を襲う。

がんを患いながらも、看護師長として勤務先では患者第一、気丈に振る舞いながら職務をまっとうしてきた玲子。そんな彼女が第5話で、とうとう倒れてしまう。そんな中、危機一髪で追っ手から逃れ続けてきた狩山も、ついに万事休す!? 逮捕目前の緊急事態に直面してしまう。長い結婚生活でいつしかすれ違いが生じながらも、根底では誰よりも互いの人間性を深く理解し、今も強い絆で結ばれている狩山と玲子。丁々発止のやりとりの中、共に手を取り合い、度重なる危機を乗り越えてきた2人は、もう会えなくなってしまうのか。

さらに、先週放送された第4話のラストで登場し、狩山を拉致したのが謎の男=半田豊(田中哲司)。第5話では半田が、脱獄の際に負った深い傷のせいで身動きもままならない狩山を静岡へと連れ去り、自宅でかくまうことに。「あんたに頼みたいことがあって連れてきた」と告げる半田の真の目的とは。狩山に襲いかかる逮捕の危機に、半田は関係しているのか。そんな第5話には、ラスト5分に怒涛の展開が訪れる。

【編集部MEMO】第5話あらすじ
無実を証明する重要証拠を取り戻すべく脱獄した狩山陸(木村拓哉)は、刑事・黒木正興(竹内涼真)の猛追を必死に交わしながら逃走。だが、狩山に証拠を手渡そうと決意した部下・南雲大樹(一ノ瀬颯)が、行く手を阻もうとする狩山の弁護士・秋澤良人(斎藤工)を振り払おうとした結果、階段から転落。重体に陥ってしまった。もはやこれまでかと、転落事故のニュースを目にした狩山は、ついに観念。愛する妻・玲子(天海祐希)と交わした約束どおり、警察に出頭しようとするが……。脱獄の際に負った深い傷のせいで、意識がもうろうとしていく狩山。そんな彼を突然連れ去ったのは半田豊(田中哲司)という男だった。半田ははるばる静岡にある自宅まで狩山を連れて行き、「あんたに頼みたいことがあって連れてきた」と告げる。一方、「龍神大橋」崩落事故の全責任を狩山に被せることで事なきを得ていた「帝和建設」は、口止め工作を画策。社長・磯田典孝(小日向文世)ら上層部から、警察より先に狩山の居所をつかむよう依頼された秋澤が、不穏な行動を取り始める。時を同じくして、鬼気迫る執念で狩山の足取りを追う黒木。そんな中、非常事態が発生。夫の安否を案じる玲子が“かつてない危機”に直面する。