アイ・オー・データ機器は5月22日、180Hzのハイリフレッシュレートに対応した27型ゲーミング液晶ディスプレイ「GigaCrysta LCD-GD271JD」を発表した。「無輝点保証」にも対応する。価格はオープンで、直販サイト「アイオープラザ」での価格は40,480円。6月中旬より発売する。
180Hzの高リフレッシュレートと応答速度1.0ms(GTG)に対応する「GigaCrysta」シリーズの27インチモデル。購入した液晶ディスプレイに輝点があった場合、購入から1カ月以内であれば無償で交換できる「無輝点保証」対象となる。
NVIDIA G-SYNC Compatibleの認定を受けており、可変リフレッシュレート技術に対応。「ティアリング(画面のずれ)」や「スタッタリング(カクつき)」に対してディスプレイ側もあわせて変動させることで、これらの発生を抑え快適なゲーム環境を提供する。HDMI 2.1 VRRにも対応済み。
スルーモードをオンにすることで内部フレーム遅延を約0.03フレーム(約0.13ミリ秒)に短縮可能。「バーストモード」に設定すれば、グラフィックの再現性を犠牲にして限界まで応答速度を高速化できる。そのほかにも、暗いシーンをより鮮明に表示する「Night Clear Vision」、映像にメリハリをつけ鮮やかに表現する「エンハンストカラー」、低解像度の画像を鮮明に表示する「超解像技術」などを搭載する。
きょう体は、パネルとフレームの段差がないフレームレスパネルを採用。フレームも約2mmと極細で、マルチディスプレイ環境を構築したときのすき間も目立たない。液晶パネルは広視野角のADSを使用している。解像度は1,920×1,080ドット(非光沢)。
スタンドは柔軟に可動するゲーミングスタンド仕様で、可動範囲はチルトが上20度 / 下3度、スイーベルが左右65度、高さ調整が110mm、ピボット(回転)が右90度まで。スタンドの高さを正確に調節できるよう目盛りも刻まれている。背面の「GigaCrysta」ロゴは発光し、色 / 明るさ / 変化パターン / スピードをカスタマイズできる。
主な仕様は、視野角が上下/左右ともに178度、輝度が350cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1、応答速度が1ms(180Hz/オーバードライブレベル3設定時)。映像入力インタフェースはHDMI×2、DisplayPort×1。1W+1Wのスピーカーを内蔵し、VESAマウント規格は100×100mmに対応する。本体サイズは約W614×D231×H424~534mm、重さは約7.9kg(スタンドあり)。リモコンが付属する。