お笑いコンビ・ナイツの塙宣之が19日、YouTubeチャンネル『ナイツ塙会長の自由時間』で公開された動画「【THE SECOND】ガクテンソクの強さを分析します」に出演。『THE SECOND~漫才トーナメント~2024』(フジテレビ系)ファイナリストのハンジロウについて語った。

ナイツ・塙宣之

『ザ・ラジオショー』出演時に話していたこと

第1試合、金属バットと戦い、惜しくも271点で敗退したハンジロウ(金属バットは291点)。

塙は「相手が金属バット、ものすごく強い相手で負けてしまったんですけど、ただ271点という高得点でしたし、ネットとか見ても『ハンジロウめちゃくちゃ面白かった』っていう人いっぱいいらっしゃったので良かったと思いましたね」と、その奮闘について労いながら、「実は先週1週間が、ニッポン放送で僕らがやってる『ラジオショー』で、『THE SECOND』応援ウィークということで、ハンジロウにも来てもらって」「その時に、放送中言ってたかは忘れたんですけど、6分ということで『ネタを2本やらきゃいけないんですかね?』って言ってたのが気になってて」と打ち明ける。

続けて、「実際のハンジロウのネタ観たら、沖縄の言葉でつかんで、その後に絶対にウケるであろうチキンナゲットのところですよね。その後にコンセプトカフェということで本ネタに入ったんですけど」と、当日のネタの流れを改めて説明した上で、「コンセプトカフェのネタは、実はコントでやってるのを観たことがある。去年か一昨年に、東洋館でやった『(ビート)たけし杯』で優勝したネタで、たけしさんからも『めちゃくちゃ面白いネタだ』と褒めていただいたので、漫才にしてもめちゃくちゃ面白かったですね」と、ビートたけしからも褒められたネタだったことも明かした。

しかしその一方で、「ただ、もしかすると、コンセプトカフェのネタだけで6分いったほうが良かったのかもしれませんね」と率直な感想を告白。「ハンジロウのコンセプトカフェに関してはめちゃめちゃコントっぽいネタなので、はじめのしゃべくりのところがあったほうがいいのか、ないほうがいいのかで言うと、個人的には結果論で言えば、もしかしたらそこは入れないで、コンセプトカフェのもうちょっとフリを丁寧にやったほうが良かったのかもしれないですね」と持論を述べていた。

【編集部MEMO】
『ナイツ塙会長の自由時間』は、ナイツの塙宣之によるYouTubeチャンネル。「M-1グランプリ」ファイナリスト経験者で同大会の審査員も務める塙が、各賞レースのネタについて語る企画「ナイツ塙の漫才論」や、自身が出演するバラエティ番組『球辞苑 〜プロ野球が100倍楽しくなるキーワードたち〜』(NHK BS1)にならい、毎回設定したキーワードからお笑いを語る企画「笑辞苑」などが人気を集めている。2023年9月、同年6月に漫才協会会長に就任したことを受け、『ナイツ塙の自由時間』から現在のチャンネル名に変更された(動画「ナイツ塙からチャンネルについて発表があります」にて発表)。