日本HPは5月22日、AI PCの新製品として、個人向けの「HP OmniBook X 14 AI PC」、法人向けの「HP EliteBook Ultra G1q AI PC」を発表した。「HP OmniBook X 14 AI PC」は5月22日より受注開始し、出荷開始は6月18日以降。価格は249,700円~。「HP EliteBook Ultra G1q AI PC」は7月上旬以降に受注を開始し、価格は未定。
両製品とも、CPUにSnapdragon X Eliteと専用のNeural Processing Unit(NPU)をベースに設計され、45TOPS(兆回/秒)の処理能力により言語モデルと生成AIをローカルで実行可能。これにより、パフォーマンスや効率性、プライバシー保護を提供するとしている。
どちらもHPの新しいAI Helixロゴがあしらわれ、「HP EliteBook Ultra G1q AI PC 」には、汚れが付きにくいPVD(物理蒸着)コーティングを施し、耐久性を高めた。
携帯性とパフォーマンスを両立させ、バッテリー駆動時間は約26時間。大容量のMicrosoft Excelファイルをほぼ1/2の速さで開く、Microsoft Teamsのコールを最長で12時間実施する、Netflixのストリーミングを最長22時間視聴することが可能だとしている。
どちらの機種も筐体カバーに再生アルミニウムを50%、パッケージに持続可能な原料を100%使用したほか、EPEAT Climate+ Gold RegistrationとENERGY STAR Certificationの認証を取得済み。
すべてのコラボレーションアプリとストリーミングアプリのカメラ機能を高度化する「Poly Camera Pro」、AIツールをデバイスにローカルで稼働させつつ、生産性を高められるようにする「HP AI Companion」、機械学習を活用して新規・既知の脅威を防御する「HP Wolf Pro Security Edition」などの機能やソフトウェアを搭載した。
筐体カラーは、「HP OmniBook X 14 AI PC」がセラミックホワイト、「HP EliteBook Ultra G1q AI PC」がアトモスフィアブルー。