日本エイサーは5月22日、CPUにIntel Core Ultraを搭載した軽量薄型設計のノートPC「Swift Go 14」シリーズから、Copilotキーやマルチコントロールタッチパッドを搭載した新モデルとして、「SFG14-73-N73Y/F」「SFG14-73-N73Y」「SFG14-73P-N76Y」「SFG14-73-N56Y/F」「SFG14-73-N56Y」「SFG14-73P- N56Y」の6機種を発表した。6月6日より発売し、Windows 11 Pro搭載モデルは法人向けに順次販売を開始する。

  • 「Swift Go 14」シリーズ

    「Swift Go 14」シリーズ

これらの新製品は、Intel AI Boost専用エンジンを内蔵した最新のIntel Core Ultra 7または5プロセッサを搭載し、NPU(Neural Processing Unit)がAI効率を大幅に向上させるとしている。

また、内蔵のAIアクセラレーションで生産性を向上しながらプライバシーと柔軟性を維持し、グラフィックスにはIntel ARCを搭載。消費電力を大幅に抑え、長時間のバッテリー稼働を実現したとする。

さらに、すべてのモデルにAIアシスタント「Copilot」へワンタッチでアクセスできる Copilotキーを搭載するほか、前モデルから44%大型化したCorning Gorilla Glass採用のマルチコントロールタッチパッドを備えた。

  • 実際の製品は日本語キーボードを搭載

    実際の製品は日本語キーボードを搭載

「SFG14-73-N73Y/F」SFG14-73-N73Y」「SFG14-73P-N76Y」はCPUにIntel Core Ultra7、メモリに32GBまたは16GBを、「SFG14-73-N56Y/F」「SFG14-73-N56Y」「SFG14-73P-N56Y」はCPUにIntel Core Ultra 5と16GB メモリを搭載。ストレージは512GB SSDを搭載した。また、「SFG14-73-N73Y/F」「SFG14-73-N56Y/F」には、Microsoft Office Home & Business 2021(個人向け、デジタルアタッチ版)がインストール済み。

筐体の重さは1.32kg、薄さは14.90mmの軽量薄型で、ディスプレイを囲むベゼルは狭く設計。ディスプレイはリフレッシュレート120Hzの14型IPSパネルを採用し、解像度は2.8K(2,880×1,800ドット)、アスペクト比16:10、広色域はsRGB100%、輝度は400ニト。

キーボードの専用キーを押すとAcerSenseが起動し、各種カスタマイズやシステムの使用モード変更、パフォーマンスとバッテリー状態の確認が可能。AI ZoneからAcer LiveArtやAcer AlterView、Acer PurifiedViewなど各ソフトの設定が行える。

  • 前モデルから44%大型化したCorning Gorilla Glass採用のマルチコントロールタッチパッド

    前モデルから44%大型化したCorning Gorilla Glass採用のマルチコントロールタッチパッド

また、360万画素のQHD Webカメラを搭載し、Windows Studio EffectsのAI機能(自動フレーミング、背景ぼかし、アイコンタクト補正など)を利用可能。Acer PurifiedViewでこれらの設定を簡単に切り替えられる。暗い環境でも高画質を保つTNR技術やAIノイズリダクション対応のAcer PurifiedVoiceを搭載。プライバシーに配慮したスライドカバーを備える。

さらに、Intel Bluetooth LE Audioに対応し、バッテリー駆動時間の長いマルチストリームトゥルーワイヤレスステレオを実現。無線LAN はIEEE802.11 a/b/g/n/ac/ax に準拠(Wi-Fi 6E準拠)し、Windows UpdateによるBIOS、ドライバーのアップデートにてWi-Fi 7に対応予定。

電源ボタンにはWindows Hello対応の指紋認証リーダーを搭載。インタフェースはThunderbolt4対応USB4 Type-Cポート×2、USB 3.2 Type-Aポート×2、 HDMI 2.1×1を備えた。

  • スペック表

    スペック表