ロックバンド・GLAYのHISASHIが、きょう21日放送のテレビ東京『開運! なんでも鑑定団』(20:54~)に出演する。
HISASHIがスタジオに持ってきたのは、教科書にも登場する仏師「運慶」の仏像。疎遠になっていた父方の親戚と連絡を取りたいと思い、SNSで検索したところ見事に繋がり、「そういえば、こういう仏像覚えてる?」と今回のお宝の話になったという。
今田耕司と菅井友香が布をめくってお宝が登場すると、HISASHIは「さっき再確認したんですけど、運慶というサインが……」と明かし、福澤朗は「マジっすか!? 東大寺のナントカ力士像を作った人ですよね!」と仰天。今田と菅井が仏像を確認すると確かに「運慶」名が彫り込まれており、今田は「うわっ……俺でも知ってる!」と叫び、スタジオは騒然となる。HISASHIは「実はウチ(の家系は)、近江商人から始まっていて、そこから北海道に来て、その道中で入手された」と仏像の入手経緯を明かし、お宝と出会い番組に持ち込んだことがきっかけで「自分のルーツを知ることができたんですよ」と語る。もし本物であれば博物館級のお宝となる。
さらに番組には、1970年代に放送され、子どもたちが熱狂した「幻の変身ヒーロー」の超貴重お宝も登場。依頼人がウルトラマンシリーズに登場する怪獣のスーツアクターをしていたという叔父から「受け継いでほしい」と託されたのは50年以上前にテレビ放送されたのは『突撃! ヒューマン!!』にまつわるお宝で、今田は「俺知ってる! 好きやった~!」と大興奮する。
また、豊臣秀吉の甥で、秀吉に人生を翻ろうされ最終的に切腹させられるという不遇の死を遂げた戦国武将・豊臣秀次のお宝も鑑定する。思い通りにならない人生を送った秀次の思いが記されているというお宝の衝撃の鑑定結果にHISASHIも仰天。昨年に番組で鑑定した鑑定額1,000万円のギターや1本400万円の鑑定額となったワイン、江戸時代の「妖怪絵巻」など、放送で話題となった名品珍品のその後を追跡する。
■水野亮太プロデューサー(テレビ東京 制作局) コメント
鑑定団のスタジオにGLAYのギタリストであるHISASHIさんがお宝を持ってお越しくださいました!実は今回の出演、HISASHIさんから「お宝を鑑定してほしい」と鑑定団に声をかけてくださっての実現。今年GLAYはデビュー30周年を迎えられるのですが、なんと今回の出演とは全く関係ありません(笑)。「お宝」が繋いでくれた奇跡のご縁に感謝です! しかもお宝は誰もが知る「運慶の仏像」!まさかのビッグネームのお宝にスタジオは騒然となりました! 他の番組では見られない貴重な「仏像」と「HISASHIさん」との共演、ぜひお見逃しなく!
【編集部MEMO】
『開運! なんでも鑑定団』は1994年4月19日に放送開始し、2024年で放送30周年の節目を迎えるお宝鑑定バラエティ。司会を今田耕司、福澤朗、菅井友香が務める。
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