西日本鉄道は、貝塚線が5月23日に開業100周年を迎えることを記念し、同日から100周年記念ラッピング電車を運行すると発表した。西鉄電車開業100周年を機に誕生した公式キャラクター「ガタンコとゴトンコ」の生みの親であるクリエイター、パントビスコ氏がラッピングデザインを手がけた。

  • 西鉄貝塚線開業100周年記念ラッピング電車イメージ

ラッピング電車は600形2両編成を使用し、2025年3月31日まで貝塚線全線を運行予定。貝塚線の象徴であるオキサイドイエロー、沿線の博多湾や玄界灘をイメージした水色を掛け合わせた車体に、「ガタンコとゴトンコ」をはじめパントビスコ氏のオリジナルキャラクターや貝塚線の全駅名をデザインした。ヘッド部分は「ガタンコとゴトンコ」をダイナミックに描いたインパクトのあるデザインに仕上げている。

車内には、地元保育園の園児が貝塚線の電車と運転士、沿線風景を題材にしたぬりえに色を塗った「ぬりえポスター」を中吊りポスター枠に掲出。吊り革に「ガタンコとゴトンコ」のイラストとメッセージを記載した広告も掲出する。

  • ラッピング電車ヘッド部分イメージ

  • ぬりえポスターイメージ

  • 吊り革へのメッセージ掲出イメージ

運行初日の5月23日、10時30分から貝塚駅2番のりばで出発式を開催。パントビスコ氏と保育園の園児、西日本鉄道の役員らが出席し、ラッピング電車の出迎えとフォトセッション、パントビスコ氏と園児による車内の装飾、パントビスコ氏と貝塚電車営業所長による出発合図を予定している。