氷見市(ひみし)は、富山県の北西部、能登半島の付け根に位置するまちです。富山湾越しの美しい立山連峰の景色や、北陸新幹線「新高岡駅」から「高岡駅」・氷見線に乗り継いで終着駅「氷見駅」へ至る海岸線沿いの車窓からの眺めは絶景です。

しかし本年は1月1日に発生した「令和6年能登半島地震」の影響で観光客が激減。氷見市の宿泊施設は営業を再開していますが、宿泊や大手旅行代理店のツアーのキャンセルが相次ぎ、経済面で大きな打撃を受けているそうです。

今回紹介するのは、そんな氷見市自慢のお宿「湯の里 いけもり」。日本の秘湯64選に選ばれた天然温泉と絶品の料理が味わえる温泉宿です。

2024年3月16日に福井県敦賀市まで北陸新幹線が延伸し、北陸への旅行の幅が広がりました。

氷見市を満喫することのできる返礼品「氷見温泉郷 天然温泉 湯の里 いけもり1泊2日宿泊券」の特徴や事業者の商品に対するこだわり、返礼品になった経緯などについて詳しく調べてみました!

氷見市の返礼品「氷見温泉郷 天然温泉 湯の里 いけもり1泊2日宿泊券」について

・返礼品名:氷見温泉郷 天然温泉 湯の里 いけもり1泊2日宿泊券
・提供事業者:有限会社民宿いけもり
・富山県氷見市指崎1632
・内容:宿泊券(1泊2食付)1枚
・寄附金額:5万2000円

「氷見温泉郷 天然温泉 湯の里 いけもり1泊2日宿泊券」のふるさと納税の寄附金額は5万2000円。アットホームな雰囲気のお宿で、日本の秘湯64選に選ばれた天然温泉を堪能できる宿泊券がもらえる返礼品です。

35年前、いけもり敷地内で偶然発見した源泉を大切に守っている「湯の里 いけもり」。その昔、傷ついた動物がからだを横たえて癒やしたという伝説の地なのだとか! 肌にやさしいなめらかな美肌の湯が自慢で、「よく温まる」と評判なのだそう。

緑に包まれる心地よい露天風呂や、地元のひみ里山杉などで作られたタル型サウナ「バレルサウナ」、車椅子でも湯に浸かれる「別館AMAZA」など多彩な温泉を楽しめます。

お食事は、おいしい氷見のお刺身と自家栽培の食材をふんだんに使ったこだわりの手料理。氷見漁港に水揚げされた朝獲れたての鮮魚を舟盛りで堪能できます。

アットホームな雰囲気の中で、“湯ったり湯っくり湯快”に静かでのんびりとしたひとときを過ごせるお宿です。

事業者の想い

令和6年元日、冬の北陸では珍しいぐらいに晴れた新年の1日目にふさわしい日でした。太陽が沈みはじめ穏やかに夜を迎えようとしている頃、突如大きな長い揺れが能登半島を襲いました。
能登半島の付け根に位置する氷見市でも震度5強の地震の爪痕は大きなものでしたが、現在では車道は通行できるようになり、断水も解消されました。飲食店やお土産屋も再開し、人々は日常を取り戻したかのように見えます。
しかし、あの日から氷見市の観光業は厳しい状況のままです。もちろん、私たち民宿いけもりも同様です。
幸い宿に大きな被害はありませんでしたが、年始にいただいていた予約はほとんどキャンセルされました。今現在も、私たちの宿を含め氷見市の多くの宿は能登復興支援の事業者の受け入れにご利用いただいているため、観光目的のお客様は多くはありません。
観光客は減り、自宅は建て替えが必要な状態と個人的にも苦しい状況が続くなか、それでも私たちは必死に前を向いて立ち上がろうとしています。
すべては、私の故郷である氷見市の観光業を守るため、自身の生活を守るため、氷見に行きたいと思ってくださった皆さまをお迎えするため。下を向いている暇はありません。
氷見市へ来て宿泊していただくことが、わたしたちへの一番の支援となります。皆さまのお越しを、心よりお待ちしております。
(「湯の里 いけもり」女将・池森典子さんより)


今回は氷見市の返礼品「氷見温泉郷 天然温泉 湯の里 いけもり1泊2日宿泊券」を紹介しました。復興が進んでいるなかでも、観光業は厳しい現状です。復興支援にもつながる本返礼品。ぜひ氷見市に足を運んで、自慢のお宿で癒やしのひとときを味わってみてはいかがでしょうか。気になる方は一度チェックしてみてくださいね。