mineoのイメージカラーに合わせたマイネ王農園プロジェクトに参加
2024年5月11日、MVNOのmineoは田植えイベント「マイネ王農園」を兵庫県神戸市西区にある小池農園こめハウスにて行いました。
mineoはいわゆるファンマーケティングを行っています。他社動向までポストされる掲示板「マイネ王」が始まったのは2015年のこと。ユーザーにmineoのファンになってもらって長期的な利用を行ってもらったり知り合いに紹介する、果てはサポートの手伝いをしたり、施策を共創するアンバサダー制度も実施しています。
アンバサダーというと芸能人やインフルエンサーが広告宣伝のために行われるイメージですが、mineoのアンバサダーは一般の方が務めており、しかもそれがきちんと機能しているというところは大変ユニークです。
また、mineoは以前からmineo HAPPY STORYという取り組みをおこなっておりました。元々はmineoの掲示板「マイネ王」のHAPPYな書き込みをカウントし、100万HAPPY毎に桜の植樹を行うものでした。
しかし、植樹が可能な場所のほうが少なくて100万HAPPY毎に実施できないという問題が発生。今年からリニューアルされ、海岸清掃活動や地域活性化のお手伝いなど、より活動の裾野を広げたイベントを実施となりました。今年3月には第6回のmineo green projectとして大阪城公園で桜の植樹と近辺の清掃活動が行われ、さらに「ユーザーの夢をかなえる七夕企画」から生まれた「mineo痛車」のお披露目も行われています。
今回の記事で扱うマイネ王農園プロジェクトは、「他社と違ったオリジナルな企画・贈り物がしたい」というきっかけから始まっており、2021年に第一回で田んぼの広さ10a、2022年に第二回目を20aで実施。この二回は新潟県中魚沼郡でしたが、2023年は三重県伊賀地区の20aを使って実施されました。
この際の田んぼの大きさはユーザーが応募したパケットの総数で決まるというもので、最初は2TB、以降は3TBの上限まで集まっており、20aの際は当選者2300名のプレゼント企画でmineo米をプレゼント、イベント時のノベルティにもなっています。
今年からはmineo HAPPY STORYの一環としての実施となり、ユーザーからのパケット募集はありませんでした。募集80名に対し実際には(ユーザーではない子どもも含めて)100名ほどの参加者が集まりました。普通なら抽選で人数を限定するものですが、応募者全員を参加させたとのこと。3月のmineo green projectでも会場スペースに余裕があることを考慮し、全員参加という強気の実施です。
IoTの盛り上がりから通信系事業者が農業にかかわることも増えており、筆者が知っている限りで言うとIIJとNTTコミュニケーションズがノベルティとしてお米を配布したことがあります。
前置きが長くなりましたが、「MVNOで稲作イベント」というのは他に例を見ない取り組みなので一度取材に行きたいと思っていて、今回実ったという経緯です。
参加者が二列で田植え。その後は羽釜で炊いたご飯を堪能
これまでのマイネ農園プロジェクトは農場という事もあり、アクセスに車がほぼ不可欠という問題を抱えていました。2022年にお行われたときは共同でレンタカーを借りて行こうというスレッドがマイネ王で立ち上がり、結局地元の方が車を出してくれていたようです。
今回は公共交通機でも行けるという視点で、小池農園をチョイス。神戸市営地下鉄の西神中央駅から徒歩19分orバス2分+徒歩9分でアクセス可能です。小雨でも決行予定でしたが、当日はイベント中すっきりと晴れていました。
当日は受付を済ませたら着替えを行いスタンバイ。小池さんの説明ののち、まずは玉ねぎの収穫から行います。玉ねぎ畑に行って「1人2つ」まで引き抜けます。大きそうなのを選んだつもりでしたが、あまり大きくありませんでした、残念(あとで知ったのですが、葉が倒れるような状態なのが大きいお知らせだったようです)。
そして本日のメインイベントである田植え。今回は18aの田んぼを使用し、実際にはその半分程度を植えることになりました。印付きのロープを伸ばして、印に沿って植え、全員が植え終わったらバックして次という形で植えます。田んぼの端と真ん中辺スタートの二列で植えました。
最初はおっかなびっくりでも、後半になると慣れてきたのか結構スピードアップしていました。人数が多いので、比較的スムーズに終了したイメージです。
田植え体験を完了したところで、小池農園の玉ねぎを使った味噌汁に加え「mineoカレー(ノベルティ用の非売品)」と「ペール缶を加工して松ぼっくりを使って羽釜でで炊く小池農園のお米」で昼ごはん。せっかくの羽釜ご飯なので、私はカレーではもったいないと思って塩おにぎりにして食べましたが、絶品でした。
ペール缶を加工して炊くというのは他でも見たことがあるのですが、大抵はドリルで穴を開ける加工に加え、後から燃料を追加することが難しいという問題があります。小池農園で使っていたのはサンダーで直線状の穴加工(四角い排気口)+L字のパイプ(煙突用のエルボパイプ)を使っている事で加工も容易そうですし、燃料となる松ぼっくりを後で好きなだけ足すことができるというメリットがあり、火加減が比較的容易でした。
途中の作業は小池農園の方が行うのですが、例年田植え+稲刈りをセットで行っているので秋には収穫イベントも用意されています。イベントの模様はYouTubeで公開されているので、気になる人は下のYouTube動画をご覧ください。