初夏の訪れを感じるような気温の高い日には冷たい飲み物が恋しくなりませんか? 今回はドリンクを冷たく保ってくれるという「冷んやり水筒」(110円)をダイソーで発見したので、その実力を検証したいと思います!
ダイソー「冷んやり水筒」とは?
ダイソーの冷んやり水筒(110円)は、幅6.8cm×高さ18.5cmのサイズで容量は400mlです。本体はとても軽く、手持ちのハンドルがついているので快適に持ち運ぶことができます。
付属品は、ハンドルつきのフタのほかに特徴的な棒状のパーツがついています。
この棒状のパーツは、水を入れるアイテム。水を入れて凍らせた棒は氷の代わりになり、飲み物が入ったボトルにセットすることで中身を冷やすことができるのです!
水を入れて凍らせよう
フタをするため、8分目を目安に水を入れます。水を入れた棒を一晩凍らせて、実際にボトルにセットしてみましょう。
「常温の水」を冷やすことはできるのか!?
今回用意した飲み物は、常温の水です。凍らせた棒を入れる前の温度は「23.7℃」。さて、一晩冷凍庫に入れてキンキンに凍った棒をボトルにセットしていきましょう。
検証をした日の天気は曇りで、気温は22℃前後と過ごしやすい気候でした。今回は室内に置いて、温度の変化を見ていきたいと思います。
それでは、検証スタート!
凍った棒を入れて5分後…
凍った棒を入れて待つこと5分。ボトルの中の水は「20.7℃」に。わずか5分で3℃下がり、まずまずの効果を感じます。
凍った棒を入れて1時間後…
凍った棒を1時間入れておいたところ、ボトルの中の水は「15.9℃」に変化しました! ひんやり感がしっかりあり、実際に飲んでみても「冷たい!」と感じるほど温度が下がっています。
ちなみに、この時点で棒の中の氷が全て溶けて水になっていましたが、検証開始から約2時間は十分冷たさを感じられました。気温やシーンによっては氷が溶けるスピードに違いがあると思うので、ひんやり感が持続するひとつの目安にしてみてください。
個人的には、真夏に冷たい飲み物を持ち歩きたいなら、ステンレスボトルなどの方が適していると感じました。
最後に、キンキンに冷えた麦茶でも検証!
最後に、キンキンに冷えた麦茶でも検証してみます。冷蔵庫から取り出したばかりの状態は「11.8℃」でしたが、凍らせた棒を入れた30分後には「10.3℃」に! 約2時間は10℃前後をキープしていました。
凍った棒をセットするだけなので、氷が溶けて飲み物の味が薄まらないのもうれしいポイントです。
ちなみに、結露が多くボトルがぬれているのが少し気になったので、ボトルカバーやタオルを巻いておくと、かばんにしまうときや電子機器が多いデスクに置くときなんかにも安心だと感じました。
ちょっとしたお出かけなど、手軽に持っていける便利アイテム! これからやってくる夏の暑さに備えて、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか?