JR東日本は17日、夏の期間(7月1日から9月30日まで)に運転する臨時列車について発表した。新規設定の列車として、大糸線の松本~白馬間で特急「はくば」を設定。3両編成のE353系を使用し、7~9月の土休日に1日1往復の運転を予定している。
現在、大糸線で定期運転を行う特急列車は「あずさ5・46号」(新宿~南小谷間)の1日1往復のみだが、長野支社が7~9月に開催する「夏の信州観光キャンペーン」に合わせ、新たに特急「はくば」を設定した。夏の信州観光や登山・レジャーなど、週末の旅を楽しめる便利な臨時列車となる。
特急「はくば」は3両編成のE353系を使用し、全車指定席に。下り「はくば1号」は松本駅9時48分発・白馬駅10時56分着とされ、松本駅で臨時列車の下り「あずさ71号」(新宿駅6時26分発・松本駅9時38分着)、定期列車の下り「あずさ1号」(新宿駅7時0分発・松本駅9時42分着)などから乗り換えられる。上り「はくば2号」は白馬駅13時10分発・松本駅14時43分着とされ、松本駅で定期列車の上り「あずさ38号」(松本駅14時50分発・新宿駅17時25分着)などへ乗り換えられる。
大糸線ではその他、特急「しなの」の臨時列車が白馬駅まで運転される。JR東海の発表によれば、今夏も「しなの81・84号」を設定し、名古屋~白馬間を往復するとのこと。運転日は7月13・15日、8月1~4日と8月12~15日、9月14・16・21・23日とされている。