JR東日本長野支社は17日、「夏の信州観光キャンペーン」を7月1日から9月30日まで開催すると発表した。キャンペーンに合わせて団体臨時列車も設定され、7月13日に新宿駅から南小谷駅まで「国鉄型185系南小谷行き」の運転を予定している。
185系は国鉄時代に登場した特急形電車。1986年頃から「シュプール白馬号」として大糸線へ乗り入れたこともあるという。中央本線では、かつて横浜市内から横浜線経由で運転された臨時列車の特急「はまかいじ」も185系を使用していた。すでに特急列車の定期運用を終えたが、185系は現在も2編成が残り、臨時列車等で運用されている。
「夏の信州観光キャンペーン」に合わせ、信州の列車旅を楽しめる旅行商品専用の団体臨時列車として、185系6両編成の「国鉄型185系南小谷行き」を設定。7月13日に新宿駅から南小谷駅まで運転され、かつて「シュプール白馬号」が乗り入れた大糸線も走行する。
旅行商品は5月31日12時に発売。夏の信州の自然を感じられるコースなど多数のツアーを用意する。「ぜひこの機会に、定期運行を終了した185系に乗って信州の旅にお出かけください」とのこと。