JR東日本は17日、夏の期間(7月1日から9月30日まで)に運転する臨時列車について発表した。夏の登山やハイキングに便利な列車として、特急「アルプス」を新規設定。計4日間の運転を予定しており、新宿駅を深夜に発車し、白馬駅に翌朝到着する。

  • JR東日本が臨時列車の特急「アルプス」を新規設定。E257系を使用し、新宿発白馬行の夜行列車として運転される(写真はE257系の特急「踊り子」)

臨時列車の特急「アルプス」は9両編成のE257系を使用し、全車指定席で運転。新宿駅23時58分発・白馬駅6時22分着とされ、始発駅基準で7月12日、8月9日、9月13・20日の計4日間運転される。「四季折々で表情を変える雄大な北アルプス。夏ならではの美しい風景と清涼を求める旅へと出かけてみませんか」とのこと。

JR東日本は過去に新宿発白馬行の夜行列車として、189系による臨時列車の快速「ムーンライト信州」を運転していた。新規設定の特急「アルプス」は、かつての「ムーンライト信州」と同じ区間で、ほぼ同じ時間帯に運行されるが、使用車両・種別ともに変更となる。列車名の「アルプス」は、国鉄時代から運転された中央本線経由の急行列車にも使用されていた。