女優の大島優子が、日本テレビ系ドラマ『GO HOME~警視庁身元不明人相談室~』(7月スタート、毎週土曜21:00~)に出演することが17日、明らかになった。
このドラマは、社会問題になりつつある、全国に2万体も存在するどこの誰かもわからない“名もなき遺体”の身元を特定し、家族の元に帰すことが役目の「警視庁身元不明人相談室」が舞台。大島は、三田桜(小芝風花)の相棒・月本真を演じる。
月本真は、三田桜の10歳年上の同期で、性格も趣味もまるで正反対な冷静沈着な捜査官。一見クールだが、心の底では身元不明者を家族の元に帰したいという熱い思いは、桜と一緒。桜と同じ警視庁身元不明人相談室に所属しており、桜の相棒(バディ)として、遺体に残された手掛かりを頼りに奔走する。
そんな真が地味な部署である身元不明人相談室を志望した背景には、ある哀しい過去があった…。
コメントは、以下の通り。
■大島優子
純粋に今回お話をいただけて嬉しかったです。これまで警察ドラマにいくつか出演させていただきましたが、今回舞台となる『警視庁身元不明人相談室』はこれまでとは異なる警察ドラマになると感じました。描かれる状況は苦しい心情になるものもありますが、残されたご家族の元に帰したいという真っ直ぐな思いがこの作品のテーマになっていて、私が演じる真も桜と同じその強い思いを抱いた人物です。その桜・真の思いを通じて真相が描かれることによって、僅かでも頑張っている人の背中を押すことができたり、明日への活力に繋がると良いなと思いながら、台本を読ませていただきました。なによりも毎週楽しみに見ていただくのが一番だと思うので、そんなドラマになるように役に挑んでいきたいと思います。また、ご一緒できるのが嬉しい共演者の方々ばかりで、個性豊かな相談室のメンバーとのお芝居は今からどんなシーンになるかとても楽しみです。特にバディを組ませていただく小芝さんが演じる桜は、台本の読み合わせの時からもう桜そのもので、バディとして一緒にお芝居できるのが今からとても楽しみです。
■荻野哲弘プロデューサー
小芝風花さん演じる三田桜と同期入庁の相棒で、出版社の記者から転職した月本真を、いつかご一緒したいと願っていた大島優子さんに演じていただけると決まった時、心底ワクワクしました。亡くなった方の想いに寄り添い感情が先行しがちな桜と、遺された方の心に寄り添う冷静沈着な真を小芝さんと大島さんに演じていただければ、日テレドラマ史に残る素敵なバディ誕生!になると予感したからです。大島さんが演じる真は、責任感が強い“しっかり者”であると同時に、天然なチャーミングさを併せ持つキャラクターで、先日行われた本読みでは小芝さんとの絶妙な間合いの掛け合い芝居を披露していただき、予感は確信に進化しました。
このドラマのテーマの一つである、人が連帯して誰かの役に立つべく尽力することの尊さを、このお二人なら間違いなく体現してくださると思います。これから社会に出る視聴者の皆さんには、「桜と真のように働きたい!!」と思っていただきたいと願ってやみません。
【編集部MEMO】
主演の小芝風花は、今作の発表に当たり「完全オリジナル作品というのもあり、今までにない切り口の新しい警察エンタテインメントがつくれるのではないかと思っています。 ぜひ見ていただきたいです。頑張ります!」とコメントしている。
(C)日テレ