「セックスレスではない」と答えた夫婦のセックス頻度は?

既婚者マッチングアプリ「Healmate(ヒールメイト)」を運営するレゾンデートルは、「夫婦のセックスレスに関する実態調査」の結果を5月16日に発表した。調査は2023年10月30日〜12月18日の期間、20～59歳の既婚男女400人対象に行われた。

今回の調査は、第1報(2023年10月)の「夫婦のセックスレスに関する調査」をもとに行われている。第1報では、既婚者夫婦4000人に配偶者とセックスレス状態にあるかを質問。既婚者の約7割が「レス状態にある(＋ややある)」(68.2%)と回答していた。

第1報にて「レス状態ではない」と回答した既婚者の中から400名を抽出。レスではない夫婦のセックス頻度を尋ねると「月に数回程度」(男性23.0%、女性21.0%)、「年に1回もない」(男性21.5%、女性27.5%)が多くを占めることがわかった。

年代別にみると、20代男性の約3割は日本性科学会の定義(1カ月以上なし)ではセックスレスに該当することが明らかに。30代も「週1回以上」は約4割、「ほぼ毎日」「週に数回」の割合が減り、「週に1回程度」が増え、全体の頻度は低下している。

女性のセックス頻度を年代別に見てみると、20代女性で夫と「週1回以上」セックスしている人は46.0%。30代になると「週1回以上」は32.0%と一気に減少。40代になると「週1回以上」は26.0%、50代では18.0%という結果になった。

また、子どもの有無による夫婦間セックス頻度については、子供のいない非レス夫婦は「セックス頻度が高い層」「セックス頻度が低い層」の割合がともに、子供のいる非レス夫婦よりも高いことがわかった。

非レス夫婦のセックス満足度を尋ねると、男女ともに6割近くが「満足している(＋おおむね満足)」と回答。

セックス満足度と夫婦仲の関係について質問すると、「夫婦仲が良い」と回答した人では、セックス満足度が高い人が8割以上を占めることがわかった。また、「やや満足」(38.3%)よりも「満足」(45.3%)という回答が、そのうちの半数以上を占める結果に。

一方、「不満」「やや不満」は足しても5％程度。「夫婦仲はやや良い」と回答した人については、「おおむね満足」が64.6%と大半を占めるなど、「やや良い」と「おおむね満足」が相関することが明らかになったという。