パイオニアは2024年5月16日、ワイヤレス接続でのApple CarPlay、Android Autoに対応する、カロッツェリア 6.8インチ ディスプレイオーディオ「DMH-SZ500」を6月に発売することを発表した。
【画像】iPhoneやスマホと連携し多彩なアプリを利用できるディスプレイオーディオ
「DMH-SZ500」は、近年拡大傾向にあるディスプレイオーディオ市場において、ニーズの高いiPhoneやスマートフォンなどとの連携機能を強化。車内で手軽に音楽や映像再生などのエンターテインメント機能を楽しめるようになるアイテム。
具体的には、iPhoneやスマートフォンをディスプレイオーディオに連携する際に活用するApple CarPlay、Android Autoへのワイヤレス接続に対応。自動接続するため、手軽に使えるのが魅力だ。
接続すればiPhoneやスマートフォンのアプリをDMH-SZ500のディスプレイに表示して、タッチパネルで直感的に操作できる。
ナビアプリなどは大画面で使用できるほか、SiriもしくはGoogleアシスタントによる音声制御もサポートしているため、走行中でも画面を注視せずに目的地の検索や音楽再生、ハンズフリー通話、テキストメッセージ送信などが可能だ。
ホーム画面に直感的でスムーズな操作が可能な新インターフェースを採用。楽曲の再生/停止やミュート機能、イコライザー設定、FMラジオ設定など使用頻度の高い機能をホーム画面のショートカットキーで操作できる。機能アイコンの配置を好みに合わせてカスタマイズも可能だ。
ディスプレイ横には静電フラットタイプのハードキーを配置。Apple CarPlayもしくはAndroid Autoの画面にダイレクトに遷移する操作キーも備える。
また、さまざまな対応アプリを本体ディスプレイ上で楽しめる「WebLink」にも対応している。WebLink HostアプリをインストールしたiPhoneやスマートフォンをUSBとBluetoothで同時接続すれば、YouTubeやWebLink CastなどのWebLink対応アプリを本体ディスプレイに映し出し、操作もできる。
WebLink Castアプリ使用時には、iPhoneやスマートフォンの画面をミラーリングするだけでなく、直接操作できるので、ふだん使用しているスマートフォンアプリが大画面で楽しめるのだ。
多彩なメディアやフォーマットの再生に対応
USBデバイスに収録されたフルHD動画(1920×1080p)やハイレゾ音源のダウンサンプリング再生、Bluetoothによるハンズフリー通話や楽曲のワイヤレス再生に対応。車室内で最適な音場を作り出す「タイムアライメント」や「13バンドグラフィックイコライザー」、「ネットワークモード」など多彩なオーディオ調整機能を搭載しており、これらを利用することで高音質の音楽を楽しめる。
そのほか、純正ステアリングリモコンに対応するほか、純正バックカメラの接続(駐車をアシストするガイド線表示も可能)に対応する。AV入力端子(3.5φ)やリヤモニター出力(RCA)も装備している。
[製品概要]
■製品名:6.8V型ワイドVGA/Bluetooth/USB/チューナー・DSPメインユニット
■型番:DMH-SZ500
■価格:オープン(市場想定価格:5万5000円前後)
■発売時期:2024年6月
〈文=ドライバーWeb編集部〉
■問い合わせ先
パイオニア
TEL:0120-944-111