シンセカイテクノロジーズは5月7日、SNSマーケティングを実施しているメーカーのマーケティング担当者に向けて実施したコミュニティ形成に関する意識調査の結果を発表した。調査は2023年11月30日〜12月2日、107人を対象に行われた。
まず、現在SNS運用において重視している事について聞いたところ、「ブランドイメージを正しく理解してもらえるようなコンテンツ作り」が55.1%で最多となり、以下「ユーザーとの関係構築」が51.4%、「自社製品・サービスを理解してもらえるためのコンテンツ作り」が49.5%で続いた。
SNS運用を行う中で抱えている課題の上位は、「常に話題性の高いネタを提供できない」が43.0%、「SNSに詳しい担当者が少ない/いない」が41.1%、「フォロワー数の増やし方がわからない」が39.3%となっている。
現在のSNS運用方法において、「直接的な事業成長につながらない」ことに課題を感じているか聞いてみると、27.1%が「非常に感じている」、54.2%が「やや感じている」と回答。合わせて81.3%が課題を感じている事が分かった。
今後、事業の成長を進めていくために「ユーザーコミュニティ」の形成に興味があるか尋ねると、34.6%が「かなりある」、43.9%が「ややある」と答え、約8割が興味を示す結果となった。
ユーザーコミュニティの形成に興味がある理由としては、「ユーザーの声が拾いやすくなると思うから」が65.5%で最多となり、次いで「ユーザー同士のコミュニケーションが増加し愛着が増加すると思うから」が50.0%、「コアなファンの増加が企業成長につながると思うから」が48.8%で続いた。