Dynabookは5月14日、15.6型のスタンダードノートPC「dynabook C」シリーズ新製品3機種を発表した。dynabook C7/X、dynabook C6/X、dynabook C5/Xの3機種で、いずれも5月17日から順次発売する。

価格はオープンで、店頭予想価格はC7が210,000円台半ば、C6が190,000円台前半、C5が140,000円台後半。

  • dynabook C7 プレシャスブルー

  • dynabook C7 サテンゴールド

15.6型画面でも1.77kgの重さで、家の中での持ち運びに適した15,6型ノートPC。同時発表の「T」シリーズは光学ドライブ搭載だが、このCシリーズは光学ドライブを省き、軽さ重視のモデルとなっている。

プロセッサは第13世代Intel Core Uシリーズを搭載し、CPUをの高いパフォーマンスで維持する独自技術「dynabook エンパワーテクノロジー」にも対応する。従来からの進化点としては、C7で新たにブリッジメディアスロットを備え、USB 3.2 Type-Aポートを3基に増設したほか、C7とC6でメモリ性能が向上。全機でPC新調時にデータ移行がより簡単に行えるようになった引越アプリ「PC引越ナビ2」を搭載している。

ディスプレイ解像度は、C7とC6が1,920×1,080ドットのフルHD、C5が1,366×768ドットのHDとなり、3辺狭額縁でコンパクトな筐体にまとめた。キーボードはテンキー付き105キー日本語配列で、抗菌仕様。スピーカーはDolby Atmosをサポートする。

  • プレシャスブルーの天板

  • サテンゴールドの天板

ソフトウェアでは、スマホと便利に連携できる「dynabook スマホコネクション」、ディスプレイの色合いを好みに設定できる「dynabook 色合い調整ユーティリティ」、オンライン会議などに役立つ「AIノイズキャンセラー」「ワンタッチマイクミュート」などを従来から引き継いでいる。Microsoft Office Home & Business 2021および、Microsoft 365 Basic(1年間のサブスクリプションサービス)も付属。主な仕様は下記の通り。

  • dynabook Cシリーズのインタフェース

品番 dynabook C7/X dynabook C6/X dynabook C5/X
本体カラー プレシャスブルー/サテンゴールド サテンゴールド プレシャスシルバー
OS Windows 11 Home 64bit
CPU Intel Core i7-1355U Intel Core i5-1334U Intel Core i3-1305U
グラフィックス インテル Iris グラフィックス(CPU内蔵) インテル UHD グラフィックス(CPU内蔵)
メモリ 16GB(DDR5-4800) 16GB(8GB×2) 8GB
ストレージ 512GB SSD(PCIe) 256GB SSD(PCIe)
ディスプレイ 15.6型ワイド液晶(1,920×1,080ドット、ノングレア。タッチ非対応) 15.6型ワイド液晶(1,366×768ドット、ノングレア。タッチ非対応)
光学ドライブ
通信機能 Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3
主要インタフェース ブリッジメディアスロット×1、USB 3.2(Gen1)Type-A×3、USB 3.2(Gen2) Type-C×1、HDMI出力×1、マイク・ヘッドホン出力端子×1など USB 3.2(Gen1)Type-A×2、USB 3.2(Gen2) Type-C×1、HDMI出力×1、マイク・ヘッドホン出力端子×1など
Webカメラ 92万画素Webカメラ(C7はシャッター付き)
生体認証
バッテリ駆動時間 JEITA 3.0:約4.0時間(動画再生時)/約8.5時間(アイドル時)
本体サイズ W361.0×D244.0×H19.9mm
重さ 約1.77kg