東京ひよ子は4月1日~6月14日、「東京ひよ子60周年記念企画 想い出エピソード募集キャンペーン」を実施している。
東京オリンピックが開催された昭和39年、九州の名菓ひよ子が東京に進出。
「『九州の名菓』を、東京のお客様に直接お届けするために、埼玉の草加市に工場を建設。本来、ひよ子は焼き上がってから三、四日後頃に、餡と皮がなじみ、味のバランスが一番よくなるように作るのですが、飯塚の高い湿度に比べ、関東の空っ風といわれる乾燥した風土の違いを味作りに、どう生かすか。ここが『工夫』のしどころでした。 新しい土地柄の中で、九州でも、東京でも品質には、変わりはないのですが肌合いのしっとりした感じと焼き色に、東京らしさを工夫しました。
東京生まれの、ひよ子の誕生です。『たまごのキミがたっぷり、かわいいひよ子のお菓子』、こうして、ひよ子は一歩一歩、多くの方々に喜ばれる『名菓』へと育っていきました。 昭和四十一年、東京駅の八重洲口地下商店街に、直営店をオープン。さらに新宿の有名百貨店や鉄道弘済会(キヨスク)などへとひよ子の輪が広がっていきました」(同社)。
チョロQ、シール、ハンカチなど貴重なノベルティセットがもらえる
60周年を迎えた今年、記念企画として「ひよ子のとっておきの想い出話」を募集している。受賞者60名には、貴重なノベルティセット(はっぴよカーチョロQ、ぷくぷくシール、ガーゼハンカチ、ストラップ、リフレクター、ひよ子付箋)を進呈する。Webまたは郵送で応募が可能。当選者の発表は7月上旬を予定している。Webサイト、SNSでも発表を行う。
また、60周年を記念して限定パッケージのひよ子も発売している。限定パッケージには、ひよ子のビジュアルを支えてきたこれまでのキャラクターが一斉に集った。博多ひよ子は名菓ひよ子111周年を、東京ひよ子は東京進出60周年を英語で表したレトロなデザインとなっている。