世界最高峰のサイクルロードレース「ツール・ド・フランス」の名を冠した自転車競技イベント「2024 ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」を11月2日、さいたま新都心駅周辺にて開催することが決定した。
10回大会を迎える今年の「ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」は、「Grateful for...」をコンセプトに、これまで支えてくれたすべての人に感謝を伝え、みんなで盛大にお祝いできる大会にするとともに、より絆を深め、いつまでも記憶に残る大会を目指して開催する。
10回大会の内容(予定)は、(1)クリテリウムレース(海外招聘選手、国内選手によるレース)、(2)タイムトライアルレース、(3)コース及びイベント会場での一般参加体験イベント、(4)スポンサー企業・自転車関連企業のPRブース、(5)賑わい創出イベント、(6)パブリックビューイング、(7)海外招聘選手との交流。また、「さいたまるしぇ」および「サイクルフェスタ」を同日開催する。
10回大会を記念して、さいたまクリテリウムとして初めてとなる、さいたまスーパーアリーナのメインアリーナを通過するコースが決定した。ロードレースのコースの一部としてさいたまスーパーアリーナのメインアリーナを通過するのは、史上初となる。
メインレーススタート時には、メインアリーナに選手が一堂に会し、ここからコースを半周するパレードランを実施する。その後、選手の一団がオフィシャルスタートを通過後、計測が開始されレースがスタート。
10回大会を盛り上げ、さらに多くの人に「ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」を楽しんでもらうため、6月に発表を予定しているオフィシャルサポーターズプランでは、アリーナ中央のフロアを駆け抜けるコース沿いのエリアを活用した観戦席を設定していくなど、メインアリーナの特性を活かした会場計画を検討。 更には、ステージを活用したステージパフォーマンス等、競技のみならず、来場者の満足度を高めるコンテンツの拡充も検討していく。
さいたまクリテリウム開催前のタイミングで子供向けのキッズレース“キッズクリテリウム”を開催。小さな子どもでも楽しめるようなレース内容とし、自転車の魅力を幅広い世代に知ってもらうこと、さいたまクリテリウム開催前に機運醸成を目指す。
“10回大会”をより多くの人に周知していくため、10回大会記念ロゴを作成。“自転車競技”が一目でわかるサイクリスト、さいたま新都心会場のシンボルであるさいたまスーパーアリーナをイメージし、ロゴをデザイン。 今後は各種制作物やプロモーション、グッズなどに展開していき、認知拡大できるようイメージ構築していく。
「2024 ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム(2024 Tour de France SAITAMA Criterium)」の主催はさいたまクリテリウム組織委員会、一般社団法人さいたまスポーツコミッション。共催は埼玉県、さいたま市、A.S.O.(Amaury Sport Organisation)。特別協力はさいたまクリテリウム推進委員会。競技主管は公益財団法人日本自転車競技連盟。