新時代のクラフトジンやウイスキーを生産する蒸留ベンチャー「エシカル・スピリッツ」は、コーポレートアイディンティティとビジュアルアイディンティティをリニューアルすると発表した。

  • 未活用素材と、蒸留し誕生したエシカルジンのイメージ

「エシカル・スピリッツ」は、2020年2月に旗揚げされたスピリッツメーカー。

「新たな嗜好価値を象る」をブランドプロミスに掲げ、酒粕のほかにも、コロナ禍で余剰になってしまったヒューガルデンなどの輸入ビールやカカオの皮、コーヒー粕、規格外となってしまった柑橘類など、さまざまな未活用素材を蒸留してきた。

新たなフェーズでは、創業時から変わらないコーポレートメッセージである"Starring the hidden gem."を、梱包資材や採用する人など、さらに広い領域で体現していくという。これに伴い、コーポレートアイデンティティを構成する3つのフィロソフィとビジュアルアイディンティを一新する。

  • 新旧ビジュアルアイデンティティ

3つのフィロソフィは「Nothing is Meaningless 無駄なモノは、ひとつもない。」「Dig the New Tasty まだ存在しない、美味しさの探究。」「Beyond the Ethical エシカルが当たり前になる、その先へ。」。捨てられるはずだった素材の隠された可能性を信じた想いが込められている。

  • 新旧ギフトボックス

エシカル・スピリッツというコーポレートは、"hidden gem"を信じ、それらを引き立たせる器のような存在でありたいと考え、コーポレートカラーはブルーからグレーに変更。黒インクのみで表現できるようにすることで、印刷による環境負荷も軽減するという。

  • エシカル・スピリッツ株式会社 CEO 小野氏

1月に就任した新CEOの小野力氏は、「シグネチャーブランドであるLASTをナショナルブランドにし、Beyond the Ethicalをリードする会社になれるよう、引き続き邁進したい」とビジョンを語っている。