京都鉄道博物館は9日、JR西日本の営業路線とつながった引込線を活用した現役車両の展示として、湖西線開通50周年を記念し、521系0番代(クハ520形4号車・クモハ521形4号車)を湖西線にゆかりのある収蔵車両と並べて6月8日から特別展示すると発表した。

  • 521系0番代イメージ

521系0番代の特別展示は、6月8~11日に本館1階「車両のしくみ / 車両工場」エリアで開催。クハ520形4号車・クモハ521形4号車に加え、クハ117形1号車、オハ25形551号車も並べて展示する。初日の6月8日、10時45分頃からトワイライトプラザで521系の入線シーンを見学可能。湖西線建設風景の写真パネルも展示される。

クハ520形4号車・クモハ521形4号車に関して、10時15分から16時30分まで車内公開も実施(初日の6月8日のみ13時から)。クハ117形1号車、オハ25形551号車の車内公開は行わない。

  • 写真パネルイメージ「湖西線新設工事(マキノ~新旭付近)」1973年

521系運転台見学・京都鉄道博物館オリジナル521系特別展示記念グッズ(クリアファイル)をセットにした入館券も用意。約100枚限定で、「アソビュー!」にて5月23日16時30分から販売開始する。一般2,900円、大学生・高校生2,700円、中学生・小学生1,900円とされ、売り切れ次第、販売を終了する。引換期間は特別展示の始まる6月8日の14時からとなる。

イベント開催記念グッズとして、521系E4編成のアクリルキーホルダー(850円・400個限定)、113系のアクリルキーホルダー(850円・600個限定)、クリアファイル(350円・1,000枚限定)、ダイカットステッカー3枚セット(550円・500セット限定)なども用意。ミュージアムショップ(旧二条駅舎内)で販売する。